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系外惑星探査衛星:TESS  

4月19日、NASAの系外惑星探査衛星:TESS(Transiting Exoplanet Survey Satellite)が打ち上げられた。今後、細長く廻る軌道へと変更、約2か月間、動作試験が行われる予定。 
NASAが2016年4月に「10年以内に地球外生命体の有力な兆候を掴めるはずです。20~30年以内には確実な証拠が得られるでしょう。どこを探すべきで、どう探すべきかは分かっていて、そのための技術もあります」と声明を出している、これもその計画の1つだろう。
(生命が居る証拠とは言っていない?存在しない兆候を掴むかも^^;)
tess.jpg
TESS:ファルコン9ロケットによる打ち上げ(NASA)
先代の系外惑星探査衛星「ケプラー」と同じく、恒星の前を惑星が横切る際の減光を捉えるトランジット法が用いられる。
001 (2)
トランジット法
先代の探査衛星ケプラーは当初、はくちょう座の方向を集中観測していたが、姿勢制御装置の故障で向きを変えながらの観測に切り替えた、ケプラーの観測対象は300~3000光年の間で、地球サイズの惑星は赤色矮星の周りに多く発見されている(中心星が大きいと小さな惑星による減光は僅かで発見が困難)、
001 (1)
惑星の大きさは同じ
しかし赤色矮星はフレア活動(表面爆発)による放射線が激しい例が多く、ハビタブルゾーンが中心星に近すぎるため、地球のような生命には厳しすぎる環境と見られる。
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赤色矮星
今回のTESSは全天の85%が観測領域で、距離は30~300光年の近くに絞られ、ケプラーのときよりも30~100倍明るい星を目標とする、つまり太陽に近いタイプの恒星か。
中心星が明るければ、分光観測が可能で、惑星が横切る際に大気の成分など調べられる、ケプラーのときよりも踏み込んだ興味深い結果が得られるかもしれない。JWSTなど追加観測の望遠鏡もこれから充実してくる。
11672_tess.jpg
TESS:イラスト(MIT)
これまで発見されてきた惑星は中心星のすぐ近くを巨大ガス惑星が廻るという例が多く、こうなっていると地球サイズの岩石天体が内惑星として存在できない、太陽系に似た惑星配置は他にもあるのかどうか?

ご覧いただき、ありがとうございました。

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category: 宇宙・天体

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