Micha: Classic音楽とLuteの楽しみ

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

サヴァリッシュ:ベートーヴェン Sym No.7  

N響の桂冠名誉指揮者、W.サヴァリッシュ(1923-2013)の追悼番組の録画も大切に保存している、N響を指揮したのは2004年が最後で、ベートーヴェン Sym No.7だった。 

手元にはRCOを指揮した、(1962年 PHILIPS)と(1991年 EMI)がある、シャープに決めた若い頃に対し後者は芳醇な感覚を帯びているようだ。特異に感じるところはなく、何が必要で何が要らないか、知り抜いた演奏といった感じ。1991年 EMIの録音はコンセルトヘボウ会場の豊かな響きが入り、サヴァリッシュの録音では最もよいものだろう。
sawa be sym
ウォルフガング・サヴァリッシュ指揮
ロイヤル・コンセルトヘボウO
BRILLIANT CLASICS (1991年、EMI原盤)

第一楽章、序奏はtimpから導かれるバランスのとれた響きでじっくりと開始、主部はちょうど良いテンポ、強奏でも心地よい響きにまとめる、展開部の[205]、vn2をキビキビと前に出し、活気をつける、常に端正に整いきった演奏だ。
sc205.jpg
第二楽章、ゆっくりめに低音部の淡々とした演奏で始まる(ここでのカラヤンの過剰なレガートとヴィヴラートは好きじゃないが)、vnまで昇るとRCOの清々しい響き、timpが威厳をつけて打つ。
スケルツォ、快活だが速すぎず、一音ずつをしっかり足固めしていく感覚が心地よい、トリオでのtrpが透明感があって輝く。
終楽章も速すぎず、ブレることなくカチっと決める、歯切れ良く端正にじりじり進め、ダイナミズムも程よく響き、理性的で落ち着いた心地よさがある。

終楽章のみ、1986年と2004年にN響を指揮した録画
sawa n s01
you tube:Sawallisch Conducts Beethoven Symphony No. 7 4th movement(1986)

sawa n s02
you tube:Beethoven Symphony No7 4thMovement - Wolfgang Sawallisch(2004)

ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村
関連記事

category: ベートーヴェン

tb: 0   cm: 2

コメント

こんにちは
30年くらい前にN響アワーを毎週楽しみに見ていました。
私の中のサヴァリッシュは86年の動画のこの感じです。
今音聴けないのですが、これ多分当時見ました。
ティンパニ奏者をどこかのオケと交換していたんですよね。
他の奏者も見覚えのある顔で懐かしい。
知ってる曲だと音がなくても指揮に合わせて音が鳴りますね。
懐かしかった。
ありがとうございます。

unagi #- | URL
2018/04/25 12:38 | edit

unagiさん こんにちは

そうですね、私もサヴァリッシュ氏といえば、上の動画のイメージです、
N響の顔ぶれもこの頃が記憶に残っています。
2004年のときは81歳、健康上の理由で椅子にかけての指揮でした。
しかし、H.ブロムシュテット氏のように元気な指揮者もおられますね、
2010年のマーラーの録画など83歳当時ですが昔と変わらない感じです。

michael #xNtCea2Y | URL
2018/04/25 13:46 | edit

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://micha072.blog.fc2.com/tb.php/1847-8f801525
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

最新記事

最新コメント

カテゴリ

最新トラックバック