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Micha: Classic音楽・Lute・宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

4手のピアノ:ブラームス Sym No.2  

ブラームスは管弦楽や室内楽作品をピアノの4手連弾に多く編曲していた、ハンガリー舞曲などはピアノ発表会でも人気のレパートリーのようだ。 
pf連弾では本来のorch.演奏に勝る利点もある、因みに唸るように立ち上がるコントラバスの音域でもハンマーの打音が伴い、各パートがすべて明確になり、曲の骨格がわかりやすい。
NAXOSからS-T.マティース、C.ケーンが組んだ交響曲、序曲など「4手のためのpf作品全集」が出ていて充実している、申し分ないテクニックでorch.を十分イメージさせながら、pf曲として美しく聴かせるところが良い。音色はpf一色だが純粋で和音はむしろきれいに響く、orch.に馴染んだ耳には単彩から多彩を連想させる。

さて、マティース&ケーンによる第7集から交響曲No.2を聴く。
br pf 4h
ブラームス 交響曲No.2(4手のpf編)
ジルケ-トーラ・マティース、クリスティアン・ケーン:pf
1996年 NAXOS

第一楽章、穏やかな第一主題はpfの余韻で十分賄える、[32]からtimpもきっちり印象づける、
sc28_201804281122471e1.jpg
orch.譜
ペダルを使いレガートな効果も十分、スタッカートの付いた音はpfならではの歯切れ良さが効く、ポリフォニックに声部が重なる明確さも心地よく、提示部は反復される、展開部の[218]からtrbとtubが鳴るところ、ちゃんと連想できる、
sc213.jpg
orch.譜
[314]以降、オルガンのような持続低音があり、不協和が印象的なのに気づいた。
sc307.jpg
orch.譜
第二楽章、pfで弾くと前半あたり、ノクターンのような雰囲気で、pfがオリジナルのような錯覚をする、展開部は切れ味よく熱気を入れる。
第三楽章、ABABAの構成でAの主題はpfがオリジナルに感じてくる、Bのスケルツォは極めて素早い演奏で切れ味よい。
終楽章、ここは2台のpfを駆使してorch.らしい音楽を表現している、結構速めのテンポで、たたみ込む、ダイナミックに決めた演奏だ。
(こうしている間、orch.のほうも聴きたくなってくる;)

当盤はyou tubeにないが、参考に・・
4 h br sym2 you
you tube:Brahms Symphony No. 2 (4 Hands, 2 Pianos) 1/4
この演奏はちょっと古いというかゴツい感覚だ、

ご覧いただき、ありがとうございました。

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