Micha: Classic音楽とLuteの楽しみ

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

ポリーニ:ブラームス pf協奏曲No.1  

このところ、ブラームス続きだが、pf協奏曲No.1を1枚追加、ベームとVPOがバックを勤めるポリーニの演奏もぜひ聴きたかった。 
polli br pf con1 dg
マウリツィオ・ポリーニ:pf
カール・ベーム:指揮
ウィーン・フィルハーモニーO
1979年 DG

第一楽章、ベームとVPOの前奏はあくまでよく整いがっしりとして、timpもドカンと入り、良い意味の武骨さがなんともいい、総奏の中でツーンと鳴るウィンナobが緊迫感を出し効果的。演奏時間は20:55と速めのほうだ、ポリーニのpfは表情豊かだが、テンポを引き延ばすアゴーギグは少なめ、展開部から終結にかけてぐいぐい追い込んでいく、これが時間を詰めているようだ。トリルはこの楽章の重要な要素だが、ポリーニはパッセージやトリルの粒立ちを正確に決める、提示部を静かに終え、展開部[226]からpfソロが先導するが結構快速に駆け抜ける、
sc226.jpg
動と静が繰り返される展開だが、あまりゆったり緩めず、白熱していく様は群を抜くようだ。
第二楽章、ppで始まるAdagio、極めて弱奏だが充実感がある、[27]からppとあるが、
sc27.jpg
ここはpppくらい密やかに演奏され引き込まれる、
終りの[91]から弾かれるようなパッセージとトリルが合わさったところ、
sc92.jpg
ppで粒立ちよく滑らかに弾くのって難しそうだが?ここもじつに鮮やか;
終楽章、ポリーニは力強い始まり、11:57と比較的快速、装飾的に挟まれた音も正確にくっきり聴かせる、ベームも白熱したバックを演奏する、意外なところ[238]でふっと弱奏のフガートが挿入される、
sc03_20180420091328d47_20180430111308027.jpg
ハイドンの「時計」の終楽章にもフガートがあるが気の利いた効果、過去の作品を研究しているブラームスだけに、ひょっとしてヒントにしたとか?^^

ベームと組んだ演奏はポリーニ37歳頃で若々しいがyou tubeには無かった、
2011年に、ティーレマン指揮、SKDと組んだ動画を挙げる、
polli br pf con1 you
you tube:Johannes Brahms - Piano Concerto No.1 in D minor, Op.15 -Maurizio Pollini

ご覧いただき、ありがとうございました。

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