Micha: Classic音楽とLuteの楽しみ

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

C.ティーレマン:Beethoven Sym No.7  

ラックの中にずっと前からあったCDで、これは、というのを探して取り出した。 
C.ティーレマンのBeethoven Sym No.5&7、フィルハーモニアOを指揮した、交響曲の録音としては最初のもので、ティーレマン(1959年4月1日~)37歳の頃、その後長くBeethovenのセッションは出さず、2008-2009年、VPOとのライヴDVDでSym全集を出している。
thiele be sym7
Beethoven Sym No.7 A-dur
クリスティアン・ティーレマン指揮
フィルハーモニアO
1996年 DG


ティーレマンは一貫して、orch.のvn1とvn2を左右に配置するヨーロッパ式を好むようだ。
vpo_20180502095519bde.jpg
VPOでの配置
「舞踏の神化」と言われるような躍動感よりも端正な美しさで聴かせる感覚だ。
第1楽章、序奏は整った響きで引き締めた感覚、序奏から主部へ繋ぐ部分は弱奏でじわりと溜めを置く、主部は落ち着いたテンポ、ダイナミズムは清潔なサウンド、整然とした感覚でしなやかなレガートも織り込む、弱奏はぐっと密やかにしてcresc.する、
vn1,2の左右配置で例のここもvn2が明確になり効果的、
sc205_20180502095515fb3.jpg
木管群の響きも効いていてバランス良く端正に聴かせる。
第2楽章、ちょうど好ましいテンポで素朴に歌い始める、ここもぐっと弱奏に下げる効果で引きつける、
スケルツォ、Prestoも程よい快速、トリオではテンポをかなり緩やかにする、cresc.して金管、timpを雄大に聴かせるが響きは清潔、
終楽章、快速に始めるが、この動機が乱れず、ぴしっと決まるのを前提としているようだ、
sc01_20180502095513dac.jpg
[26]ffからやや加速するが、端正な演奏だけにその変化がわかりやすい、[133]からはっきりテンポを落とす、[254]から再び加速、効果的な変化を付けていく、[361]から弦楽の受け継ぎになり、[408]に至るが、vn1,2は左右配置であるべきだと思える。
sc408.jpg
終結に向けて熱気を増すが、最後まで動機をびしっと決める快演。

動画はVPOを指揮したライヴ、
thiele vpo
you tube:Beethoven: Symphony No.7 in A major - Wiener Philharmoniker, Christian Thielemann (HD 1080p)

ご覧いただき、ありがとうございました。

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