FC2ブログ

Micha: Classic音楽とLuteの楽しみ

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

ベザイデンホウト:Mozart 鍵盤音楽  

私は何事も「長くなる」のが好きじゃない、宴席も長くて1時間半が切り上げどきだと思うが、下手すると2時間超え;皆よくそんなに喋る事があるもんだと;誰とは言わないが、ご近所同士の立ち話や長電話、同じような内容を延々20分超え・・私なら2、3分で済む; 

ハイドンはあまり接続句を入れず、休符を挟んでパっと切り替える、そんな書き方が個人的に性に合うが、深淵な緩叙楽章など長く聴きたいと思う曲もある。
モーツァルトは流暢で話し上手というか、長くても退屈させない術がいくらでもあるようだ。(かったるい演奏では退屈な事も;)
先般「モーツァルトのバロック作品」ということで取り上げたK.ベザイデンホウトのシリーズ録音はモーツァルトの有名曲の間に、めったに演奏されない小品など"落ち穂拾い"的に収録しているのが面白い、
bez moz 01
クリスティアン・ベザイデンホウト:fp

バロック風のK.399のほかに、トリオのないメヌエットK.355やジーグK.574も入っている、これら2曲揃えば組曲完成と言いたいところ・・どうも様相が違う、楽譜ではポリフォニックでバロック風かと思えても、書かれたのはK.399より7年後、晩年近い頃で、モーツァルトの作風として消化されているようだ。ジーグのほうはyou tubeにあった、
moz gigue
Gigue K.574
moz k574
you tube:Mozart Gigue in G major, KV574 | Kristian Bezuidenhout

このアルバムにはピアノを始めた人が最初に弾くであろうモーツァルト作品、ソナタ K.545が入っている、易しく書かれたこともあり、書法的充実は乏しいが、それでも楽しませるのがモーツァルト、さらにベザイデンホウトは心地よいアゴーギグと古典派趣味の装飾をセンスよく加え、リピートが楽しい、こうした装飾のヒントは具体的に音符にされた楽句の中にたくさんあると思う。
moz k545
tou tube:Mozart Piano Sonata No.16 in C major, KV545 "Sonata facile" | Kristian Bezuidenhout

もう1曲、モーツァルトの変奏曲で特に好きな「デュポールのメヌエット」の主題による変奏曲K.573が入っていた、
moz k573
K.573
moz 003
you tebe:Mozart - 9 Variations in D major, KV573 | Kristian Bezuidenhout
当時のフォルテピアノの音の特性は立ち上がりは明確、余韻は短め、鍵盤上をコロコロ転がる書き方はそんな楽器にぴったり、ダイナミックな変奏もあり、聴きどころ。
変奏曲というと在り来たりで退屈な曲もあるが、モーツァルトはじつに言葉巧み、9つもの変奏が新鮮でよく湧いてくるもんだと思う、こういう繰り返し、長話ならわるくない。

ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村
関連記事

category: モーツァルト

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://micha072.blog.fc2.com/tb.php/1861-7522200d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

最新記事

最新コメント

カテゴリ

最新トラックバック