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Micha: Classic音楽とLuteの楽しみ

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

ダークバリオン  

今日も心地よい風が吹いている、慌ただしい4月病にはかかるけど、5月病にはかからない、
一番心地よい時季ではないだろうか、今月も忙しいけど、ま、なんとかなるだろう、
今日は地上の事などどうでもよくなる宇宙の話、
 
宇宙は何らかの物質やエネルギーで空間が満たされているはず。ダークマターもダークエネルギーも今の宇宙論で、無いと説明がつかないという仮想の存在で正体は確認はされていない。さらに「ダークバリオン」という聞き慣れない名がある、バリオンとは我々が検知できる通常の物質のことである。水素、ヘリウムから重元素、ニュートリノまで全てである。ビッグバンで始まったとする宇宙論では宇宙の構成要素はおよそダークエネルギーが73%、暗黒物質(ダークマター)が23%、残り4%が通常の物質(バリオン)となる、
barion.jpg
しかし、近傍宇宙の銀河を観測すると、通常物質は予測される量の3分の1しかない、我々の天の川銀河も半分以下しかないらしく、上の円グラフの4%とされる部分が実際の観測では満たされないそうだ。 *遠方銀河(初期宇宙)では満たされるらしい
Hubble_Extreme_Deep_Field_20180514110847989.jpg
Hubble eXtreme Deep Field
この有るはずのダークバリオンは「ミッシングマター」とも呼ばれているが、これらは何処へ行ってしまったのか?
質量があるはずなので、銀河の周りに集まってくるのが自然だし、ダークマターではないので、検知も可能なはずだ。銀河を取り囲むハローに存在するだろうという予測でX線による観測が行われたが、あまりに希薄なデータで背景宇宙のX線と区別しにくいそうだ。
米・ミシガン大学のJiang-Tao Li氏らはESAのX線天文衛星「XMMニュートン」で観測した複数の銀河のデータを重ね合わせ、平均的なデータを求めた、
missing_matter.jpg
5つの銀河の観測データから作られた、銀河周囲のX線放射(紫)を示したイラスト【資料:ESA/XMM-Newton; J-T. Li (University of Michigan, USA); Sloan Digital Sky Survey (SDSS)】
従来より信頼度は高いと見られるが、これによっても、銀河のハロー領域にダークバリオンは無さそうだ、という結果だった。
何故存在しないのか?過去にはあったが超新星爆発や超大質量ブラックホールの影響で銀河の外に飛ばされ、散逸してしまった(初期宇宙ではまだそうなっていない)という見方もある。
大きな未解決問題として研究は続くそうだ。

人間がわかっている宇宙はほんとに氷山の一角で「何やら不思議なものがいっぱい見えるな」と言っていた、昔と大してかわっていない気がする^^;

ご覧いただき、ありがとうございました。

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category: 宇宙・天体

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