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Micha: Classic音楽・Lute・宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

ハイティンク:Brahms Sym No.2(ライヴ)  

昨日から明日にかけて暑いが、土曜日からまた気温は平年並みの見込み、前線が近づいて曇るようだ。
 
今日はハイティンク指揮、LSOのライヴ録音、先日のDouble concertoとのカップリングで残響は少ないが音質はきめ細かく、各パートがよく聴ける。2003年の録音でハイティンク74歳、練りに練った演奏だろう。
hai br sym2
ブラームス交響曲第2番 ニ長調op.73
ベルナルト・ハイティンク指揮
ロンドン交響楽団 2003年

第1楽章、主題は滑らかで清々しい美音で始め、申し分ない、trbとtubは使われる箇所が少なく、[31]に出たときから特殊な存在として印象付く、
sc01 31
[118]からのfはぐっと切り立て引き締める、その前までtimpはfを予感させ、[118]からは沈黙する、(*timpはAとD音の一対で、ここで使える音がない)
sc01 115
[204]からのフーガはレガートに演奏するが、締まった感覚を保つ、
sc01 204
[246]でtrbとtubが異質に踏み入って展開部のクライマックスへ導く、
sc01 246
上述の提示部[118]で沈黙していたtimpは[386]からA音D音とも鳴らせる、
sc01 384
結果的に提示部に対し、再現部で力感が強調され効果的でもある。
第2楽章、この楽章もドラティックな内容を持ち、ふくよかな弦で始まる、
[91]まで弦が緊迫したパッセージを聴かせ、休符の次はffの総奏が来そうなところ、12/8拍子でじわりとcresc.なのが内的な緊張を持たせる^^
sc02 90
vn属それぞれの特徴で、vnの低音部で弾く音は渋く、同じ音をvcの高音部で弾くとつややかだ、ブラームスはそうした各弦楽器の響きを使い分けるのが深い味わいどころ、vaがvnより上の声部を弾くこともある。
第3楽章、3/4拍子でobが主導する始まりは大らかでスケルツォの雰囲気ではないが、[33]のPresto ma non assaiは2/4となり、ここからの3小節がそれまでの1小節に当てはまり、入れ子の関係になる、[101]でその種明かしがある、
sc03 94
しかし、このobの休符を挟みスタカートがつき、タイで繋がっているって、どう演奏するのか楽譜だけでは困惑する^^;
終楽章、この楽章も対位法を用いた充実した内容だが、Sym No.1のときとは違い、解放されたような楽しさ、ゆとりを感じる、ライヴ録音でorchに近づいたようなサウンドは一段と肉迫してきて覇気が伝わり、圧巻の一言。

動画はRCOとの録音(1970~1973年)、こちらは会場のコンセルトヘボウの響きが美しい。
hai br 2
you tube:Brahms - Symphony No.2 in D major, op.73 - Bernard Haitink - Concertgebouw
覇気、パンチはLSO盤のほうが良いかな^^

ご覧いただき、ありがとうございました。

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