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Micha: Classic音楽・Lute・宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

Hi-Fi  

ハイファイ(High Fidelity 意味:忠実度、高再現性)なんて言葉、今は使わないと思うけど、'70年代にはアナログ再生を含むオーディオが趣味として流行った頃、よく使われた。
普通の家電店にもオーディオのコーナーがあり充実していたのを思い出す、今は手に入らないようなスゴいSPも置いてあった、一般の住宅では使い辛いが、小型高性能とされるブックシェルフ型がどう頑張ってもこれらにはかなわない^^; 
ns-1000m.jpgd77ne_main.jpg
左:YAMAHA NS-1000M  右:ONKYO D77-NE
メインSPが全帯域をバランスよく再生するのと、小型・中型SPにサブウーファーを付け加えた再生とでは現実感が違う、知人の持っていたYAMAHA NS-1000Mを聴いて実感した;

自然な音響は低域ほどエネルギーが高く、高域は低エネルギーでも遠達性は高い(*よってアナログ盤の溝を細くするため、低域の音量を押さえたバランスに彫られ、再生の際にフォノイコライザーで本来の音量に戻す、この記録法の帯域バランスをEQカーヴと言う)、
また絶対音量としても、金管や打楽器は圧倒的音圧を押し出す、これをできるだけ現実に近づけようとしたのが録音・再生ひっくるめてHi-Fiと言っていたと思う。
繁用機の場合、小型のフルレンジSPで再生するので、音源からダイナミックレンジを下げ、聴きやすい帯域バランスに変換されていた。
高音質を求めたHi-Fiオーディオとラジオカセットなど繁用機とは区別されていた。"カセットデッキ"でHi-Fi録音したテープをラジカセで再生しても帯域バランスが合わなかった。
TEAC.jpg
TEAC カセットデッキ R-565
オープンリールデッキやカセットデッキというとTEACやAKAIだった;ドルビー、クロームテープ、オートリバース、なんて用語忘れていた;現在は同じCDをどんな再生機でも普通に聴けるよう、各々に対応した増幅回路を内蔵している。

'70年代はクラシックの兼価盤も多く出ていてた。
20130927.jpg
20130819.jpg
ドヴォルザーク交響曲第9番「新世界より」
フェレンツ・フリッチャイ指揮、ベルリン・フィルハーモニーO

お馴染みのF.フリッチャイがBPOを指揮したドヴォルザーク「新世界より」はヘリオドールから再版されたもの(上)で、金管が豪快に響くHi-Fiバランスだった。これより前に出た同録音、D.グラモフォンのチューリップ盤(下)を聴くと、金管が押さえられた繁用機向けのバランスだった、まだ一般にはHi-Fiシステムが無かった頃か。
you tube:Dvořák - Symphony No.9 "From The New World" Fricsay
英DECCAも早くからHi-Fi傾向の高いアナログ盤を出していたが、卓上ステレオみたいな簡易装置では真価が聴けなかった。
その後アナログの技術は高まり、手に入りやすい高音質のLP盤はDENONだろうか、すでにデジタル(PCM)録音の時代だったが、その音源を優れたカッティング技術でLP盤にしていた、カッティング速度をゆっくりにして行うとか。
denon_20180527125232b28.jpg
ユーザーは少ないだろうが、カートリッジも優れたものが出続けている、同じマスター音源のCDとLP両方聴くのもマニアックだが面白い。

ご覧いただき、ありがとうございました。

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category: Low cost audio

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コメント

こんにちは
私が興味を持った30年前にはまだハイファイという言葉が
雑誌などで生きていました。
もうすぐオーディオという子t場も効かなくなるんでしょうね。
街を歩いているとスマホにイヤホンがおんがくなんだろうなぁ・・家に帰ってもあれがそのままなのかなぁ‥と思ったり。
今は画面を指で押すと鳴りだすのが音楽なんでしょうけど、昔は違ったんですよね
私はアナログは触ったことがないのですが、趣味性はそっちのがずっとありますよね。

unagi #- | URL
2018/05/27 15:29 | edit

デジタルになっても昔と同じですね

こんにちは。
1970録音のリヒテルの平均律全巻のレコードを食費を切り詰めて買い、当時からお宝として、聴いておりました。
デジタルリマスター版で高級なCDもあるようですが、レコードで充分。
先日MP3で全巻が販売されており20円だったので、試しにポチりましたところ、馬鹿にできない音質でした。
早速MP3用に安価なDVDプレーヤーを用意し、以後やはり安価なMP3音源をポチりながらステレオのAUXに繋ぎ聴いています。
今の皆さんは、レコードもCDも直ぐに飽きて捨ててしまう方が多いとか。
ストリーミングやYoutubeの時代、昔月給より高いレコードセットを買って聴き込んでいた私達とは違う世界なんですね。
でも昔同様、シンシアの17歳、松田聖子さんのSweet Memories、ユーミンもレコードでいつでも聴けます(笑)。

MK #- | URL
2018/05/27 17:53 | edit

unagiさん こんばんは

録音・再生の方式が何であっても、音楽そのものはちゃんと聴けるので、拘らなければ何でも良い話ですけどね^^;
70年代~80年代初頭くらいまではアナログの最盛期で、技術者の意気込みを感じる出来栄えの盤があったり、また古い録音にも意外に良い録音があったり、そういうのを再生するのが趣味的に面白いですね。

michael #xNtCea2Y | URL
2018/05/28 01:54 | edit

MKさん こんばんは

データ量の省略度合いにもよりますが、確かにMP3の音源も音楽を聴くに十分なクウォリティですね、動画サイトの音も優れたのがあり、PCからシステムに電波で送って聴くこともあります。聴かなくなったCDもかなり中古ショップに持ち込みました;

アナログ音源をCD化した音より、レコード盤のほうが良いと思う場合が多いけど、逆のこともありますね、聴いてみるまでわからないです;
ユーミン、ABBAなどはLP盤です^^

michael #xNtCea2Y | URL
2018/05/28 02:14 | edit

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