FC2ブログ

Micha: Classic音楽とLuteの楽しみ

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

アバド:Brahms Sym No.4('72年)  

あらためて取り寄せたアバドのCDは最初の録音となる'72年、LSOを指揮した演奏でアバド39歳の頃、過去に持っていたLPとやはり同じで響きがデッド、ロンドンのEMIスタジオでの録音とあるが、同時期録音の第2番とだいぶ違い、「古い時代の録音」を彷彿させるようだ。 
内容的にはよく聴ける、のちのBPOとの再録音ではだいぶ演奏も変容しているが、それだけアバドは進化していくタイプかと思う。
abbado br sym4
ブラームス交響曲 No.4ホ短調 op.98
クラウディオ・アバド指揮、ロンドン交響楽団 
1972年 D.グラモフォン

第1楽章、第1主題の動機は切れぎれの溜め息のように3度、6度(3度の転回)、そしてオクターヴ、という究極の単純と言える力を示し、発展していく、
sc01 01
アバドはのちのBPOとの再録音より少し速め、自然な緩急変化をつけ、レガートな運びに沈静化と熱気を込める、展開部もしなやかな感覚で拍の頭を固くせず、呼気で燃焼させる、
終結部[398]くらいから徐々に前のめりに加速していく。
sc01 392
第2楽章、フリギア旋法の主題、テンポはじっくり、
[88]から内声の充実が凄い、vnが低音部を弾く弦楽の渋く厚い響きが聴きどころ、
sc02 88
EMIスタジオでのデッドな響き効いてか、前時代の熱い演奏を思わせる。
第3楽章、速めのテンポでキビキビ、エネルギー溢れダイナミック、timpはかなり爆音。
終楽章、パッサカリアのテーマはバッハのカンタータ「主よ、われ汝を仰ぎ望む」BWV150の終曲に基づくとされる、
BWV150.jpg
バッハ カンタータBWV150 終曲のバス
sc 04 01
ブラームス Sym No.4 終楽章
テンポは遅くせず整然と、弦楽に熱く歌わせ、切れ味も凄まじく、ここでもアバドの若々しい魅力が聴かれる、穏やかな中間部を経て、[133]からは期待どおり熱烈である。
20171104101019679_201806020949190e6.jpg

you tubeはLP盤の再生、内周歪みもそのまま味わえる^^;
abbado br sym4 you
you tube:Brahms / Claudio Abbado, 1972: Symphony No. 4 in E minor, Op. 98 - London Symphony, DG LP

ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村
関連記事

category: ブラームス

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://micha072.blog.fc2.com/tb.php/1886-8a80fadd
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

最新記事

最新コメント

カテゴリ

最新トラックバック