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Micha: Classic音楽とLuteの楽しみ

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

スウィトナー:シューマン Sym No.4  

DENONとD.シャルプラッテンの共同製作の中でも特に名録音と思うのがスウィトナーによるシューマンの交響曲で、旧東ベルリン、イエス・キリスト教会の場内の広がりが十二分に収まっている、cbの低音はブーミーでなく、本当の低音、高域はきめ細かくうるさくない、先日話題にしたHi-Fiサウンドの典型、こういう録音となると、このクラスのSPならさぞかし素晴らしいだろうと憧れる;問答無用の30cmウーファー! 
d77ne_main_2018060410561831b.jpg
ONKYO D77-NE(現行製品)
ま、今のSPでも雰囲気は聴けるので我慢して・・;
sui schu sym4
R.シューマン 交響曲No.4ニ短調 op.120
オットマール・スウィトナー指揮
シュターツカペレ・ベルリン 1987年 DENON

第1楽章、序奏開始のfはtimpが重心となって繰り出す、基本的に弦は力むことなく、しなやかで木管がよく溶け合う、室内楽的なサウンド作り、序奏から現われるこの動機は全楽章の基本動機となって使われる、
sc01_2018060411080074a.jpg
サヴァリッシュの楷書的にキビキビ推進する演奏に対し、スウィトナーは柔軟タッチで聴き手の心理に緊迫を導くようだ、両巨匠の違いがわかりやすい曲でもある、[39]のffに至ってもvnの力は控え、涼しいサウンド、
sc01 32
常に弦と管がバランスよく色彩を聴かせる、提示部は反復、展開部はあまり複雑でない、終結では金管が華々しく締める、
休まず第二楽章Romanzeに入る、小節番号は前楽章の続きで数えられるようだ、まもなく第1楽章の序奏が回帰して楽章に溶け込む、[384]からvnのソロが入るが、優しく控えめの響き、
続けて第3楽章、スケルツォに入る、この主題も基本動機に関連している、スウィトナーは力を抜いた演奏だが、切れ味を感じさせる。
終楽章への移行部が置かれ、序奏部へ繋がる、
ppの基本動機に始まり第1楽章の緊迫感が戻るが、主部はニ長調の明るさと活気に転じる、ここも提示部は繰り返している、展開部はブラームスほど巧みではないが書法的聴きどころを置いている、[710]からパートの受け渡しがある。
sc04 711
終結は金管を豪快に聴かせ、弦のパッセージを決めて終わる。
sui sch sym4
you tube:スイトナー指揮シューマン交響曲第4番

ご覧いただき、ありがとうございました。

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