Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

T.ファイ:ハイドン交響曲第53番「帝国」  

傑作の53番、T.ファイを聴かずにおけ、と言われてもムリですね^^;当然のごとく取り寄せてしまいます。
やはりオケの近くに寄った克明な録音で聴けます。

hay 53 fey

さて、第一楽章の序奏、初めはカチっと音を切り、荘重さを強調します。ジュピター・テーマはもちろんレガートに。主部は期待どおりの快活さ、適切な強弱のうねりを持たせた表現で引きつけます。展開部の緊張感もいい、なお第二主題の演奏で、提示部ではvlにobをダブらせ、再現部ではflをダブらせていたんですね、vlのキュンとした音にflが重なると特に高域で雅な味わいがあります。
第二楽章、この曲ではブラスとティンパニを用いたダイナミックな変奏はなく、穏やかに進められます。弦の美しさは申し分なく、ぐっと弱音に下げて聴かせる部分もありますが、よけいに聴き手は集中させられる演奏効果です。
メヌエットは思いのほかゆっくりなんですが、ビシっとメリハリをつけた開始で、このメヌエットの特徴が意外に強調されます。もちろんレガートな味わいも入れる。トリオを挟んで、聴きどころはメヌエットの最後、カデンツァでも入るかのようにフェルマータとなり、vlのソロが入ります、しばらくアダージョのテンポで進め、テンポに戻って終結します。メヌエットだけでドラマティックな顛末がついたみたいです。何かやってくれる期待はここにありました^^
終楽章はA版、カプリチォが先に演奏されます。リズム快調で86番を彷彿させる見事な曲なので、当然ファイは全開で応えてくれます。最後のティンパニで華々しく終わるところがいいです。次にB版が入っていますが、どちらかというと、私もA版をまず優先したいですね。

カップリングされた54番もじつにいい^^
関連記事

category: F.J.ハイドン

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://micha072.blog.fc2.com/tb.php/189-110878e2
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

FC2カウンター