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Micha: Classic音楽とLuteの楽しみ

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

4ch ステレオ  

また古いオーディオの話、'70年代には一頃、4チャンネル・ステレオというオーディオ装置が一般向けに出た。
アナログ盤に4つの信号が入り、カートリッジに特別な仕掛けはなく、取り込んだ信号を4ch対応の回路が振り分ける方法だったと思う。
trio 002
TRIOの4ch対応セパレート型、チューナー・アンプ部
trio tt
上機と同型のプレーヤー部分
たった1枚、4chのLP盤(CBSソニー)を買ったが、「音場が立体的になって、素晴らしい」なんて実感はなかった、リアをOFFにしたほうがマシだったような;普及せずあっけなく消えてしまったが、原因は4chの録音方式が各社で統一されず、リアスピーカーの設置場所が必要で厄介、リスナーは前方と後方のSPの中央に釘付けになる必要があり、
4ch ste
これだけでも普及しそうにないと思うが、期待したほど満足な効果が無かった、というのも大きいと思う、結局、音源ソフトも僅かしか出なかった。
また当時購入したTRIO製はアンプ回路のトランジスタが短期間に劣化してノイズが出だした、まずリアからノイズが発生、やがてフロントにも波及した、音場が曇れば4chどころじゃない;

人間の耳は左右2つだけで、音源の左右方向はわかるが、前後方向の位置を実測的に感知するのは物理的にできないはず、できるとすれば耳が3つ必要;遠くから聴こえる音は小さく、反射した音が混じる、後ろから跳ね返る音は直接音より遅延する、また耳たぶは前方の音を優先して集音する形だ、後方からの音は高周波分が減った聞こえ方だと思う、そうした経験測を脳が憶えていて、音源の前後位置を判断しているらしい、上下方向についても飛行機は空を飛ぶと知っているので、上空から聞こえるように感じている。

フロントにある左右のSPだけでオーケストラの楽器が左右、中央まで広がっているように耳を騙せる(*音量が小さいと左と右だけに偏って聴こえる)
sp02_201806070904038d4.jpgsp01_20180607090402169.jpg
同様に後方の音もフロントSPから出せば、後方の音として錯覚させられる、そういうサラウンド方式もあるそうだ、どっちみち耳は2つなので。
たぶん下図のようにステレオマイクを設置して矢印のように音源を移動させて録音すれば、後ろに回り込んだように錯覚して聞こえると思う。
003_201806071039024b7.jpg

視覚の場合、左右の目に入る対象物との角度の違いから、脳の中で三角測量の機能が働いて、近距離の目測ならできるようだ、これも経験測が補う部分が多いかもしれない。
この立体世界や時間はすべて人間の脳が作りだす"幻"だという理論物理学者の説もある^^;

ご覧いただき、ありがとうございました。

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