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Micha: Classic音楽・Lute・宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

スウィトナー:Brahms ハンガリー舞曲集  

ブラームスは難しい曲ばかりでなく、ヒット曲的な親しみ易い曲も書いていて、「ハンガリー舞曲」がお馴染み、ドヴォルザークにもこの手の作曲を薦めて「スラブ舞曲」が生まれた。
また、録音史上初めて、ブラームス自身のpf演奏でエジソン式蓄音機の蝋管に刻まれている、辛うじてハンガリー舞曲No.1とわかる音が聴ける^^; 
br han no 1
you tube:Brahms Plays His Hungarian Dance No.1 (Excerpt), 1889
劣化していなければもう少し聴きやすいと思うが?

さて、保留しっぱなしだったスウィトナー指揮のハンガリー舞曲を聴いてみた。
sui br han d
ブラームス ハンガリー舞曲全曲
オットマール・スウィトナー指揮
シュターツカペレ・ベルリン
1989年、DENON & D.シャルプラッテン

原曲はすべて4手のpfのために書かれ、演奏会のアンコールピースでお馴染みの管弦楽への編曲はブラームス自身も含め数人の人達が行っている、
当録音での編曲者は下記のとおり、
No.1 No.3 No.10 arr Johannes Brahms
No.2 arr Andreas Hallen
No.4 arr Paul Juon
No.5~No.7 arr Martin Schmeling
No.8 No.9 arr Robert Schllum
No.11~No.16 arr Albert Parlow
No.17~No.21 arr Antonin dvorak


短い曲ばかりなので数曲続けて聴くのが楽しい、
全曲でどれが好きかというと、渋くも気品のあるテーマのNo.1ト短調、同じくト短調でお馴染みのNo.5、姉妹曲の感じがする、No.4嬰ヘ短調は悲哀感に始まりながら、非常に捻った内容で面白く全曲で一番長い、No.6ニ長調も有名な曲だが、スウィトナーの清々しい演奏がまた良い、No.7ヘ長調は少しJ.シュトラウスのポルカを思い出す。No.10へ長調はやや近代の作品を思わせるユニークさがある、No.15変ロ長調は軽くポリフォニックな書法が入る、No.16ヘ短調はメランコリックでパープの響きが合う、陽気な部分を入れて対比を付ける。
以下21曲もありながら、1つずつ新鮮な個性があって焼き回しがないのが凄い、また編曲者の工夫が反映して面白い、ブラームス自身が編曲した3曲を手本としているのか、特異に聴こえる編曲はないようだ。
スウィトナーの演奏はyou tubeに3曲挙がっていた、
sui br you
you tube:ハンガリー舞曲第1番 管弦楽版
you tube:ハンガリー舞曲第2番 管弦楽版
you tube:ハンガリー舞曲第5番 管弦楽版

第5番といえば、このシーンを一度見たら頭から離れない^^
Charles Chaplin
映画「独裁者」より
you tube:ハンガリー舞曲のヒゲ剃り
pf原曲からMartin Schmelingの編曲によって、髭剃りの描写っぽくきこえる、
pf 152
ピアノ原曲譜(上声パート)
sc no 5 149
管弦楽編曲譜
チャップリンもここで閃いたのかもしれない。

ご覧いただき、ありがとうございました。

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