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Micha: Classic音楽とLuteの楽しみ

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

カラヤン:Mozart Sym No.36 "Linz"('71)  

21世紀には古典派に相応しい演奏というのが定着したようで、先日のA.フィッシャーもその優れた一人だと思う。もちろん過去にも作品の美質を捉えた良い演奏はあったが、今はこういう演奏、まずないだろう、というのも多々ある;
ふと取り出したのが、カラヤンとBPOが1971年、EMIに録音したモーツァルトSym集で、No.35 36 38 39 40 41の二枚組、そこからNo.36「リンツ」を聴いた。 
kara moz s 36
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ベルリン・フィルハーモニーO
1971年 EMI

D.グラモフォンの中域が太く音が塊ぎみのバランスより、EMI盤のほうが爽快で聴きやすい、が、BPOの大編成な響きは同じだ、
第1楽章、序奏から弦楽のたっぷり厚い響き、主部はやや快速、レガートタッチが貫かれ、音の泉が湧き出す、[43]などスタッカートな性格であろうところも力感を付けながらしなやかに繋いでいる、
sc01 39
雄大に聴こえる良さもあるが、きりっとしたアインザッツは聴かれない。f に入ったところはボリューム感たっぷり。
第2楽章はPoco adagioとして普通くらいか、trpやtimpは控えめでカンタービレな穏やかさでまとめ、レガートな弦楽が主体、flやclがないので元々木管の響きは地味だが、管楽器はやや引っ込みがちだ。
メヌエット、これまたかなりゆっくりな演奏でスタッカートに聴かせる部分はない、大編成ながら、きめの整ったBPOの弦楽は味わいどころと思うが、これはこれで他では聴けない魅力かもしれない。
終楽章、presto、わりと快速、全楽章でここが一番魅力か、内声弦の[46]からのトレモロがぐっと押し出し、パワフルな活気がある、
sc04 41
終結部でぐっとテンションを上げて終わるのも痛快。

「リンツ」はyou tubeになかったので、参考に「ハフナー」を挙げる、演奏の傾向は同じく、速めでレガート、厚い響き、といったところ。
karajan moz 36 you
you tube:Symphony No. 35 - Wolfgang Amadeus Mozart, Herbert von Karajan

ご覧いただき、ありがとうございました。

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category: モーツァルト

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