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Micha: Classic音楽・Lute・宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

R.ヤーコプス:Haydn Sym No.92 "Oxford"  

歳をとると気が短くなるせいか、テンポ速めで小ざっぱりした演奏が好きになってくる^^;
大筋がわかっている曲ほどそんな演奏が良かったりする; 
ハイドンの「オックスフォード」、近年ではT.ファイの新鮮味溢れる演奏に引き付けられた、また'70年代のA.ドラティの全集に入ったのも良かった。
今日は楽しみだった、R.ヤーコプス指揮の「オックスフォード」、
r jac hay s 92
交響曲No.92 ト長調「オックスフォード」
ルネ・ヤーコプス指揮、フライブルク・バロックO
harmonia mundi 2004年

第1楽章、序奏はppで密やかに、透明な響き、主部の始まり[21]は属七の p だがやはり pp くらいに押さえ、次への期待となる、[25]の f で主和音がドンと、timpのG音に乗り、花火の打ち上げのようなパンチだ、各パートが賑々しく楽章を彩る、
sc01 21
vcとbasパートが分けられている
強弱法の準備的使い方も効いている、展開部は緻密で無駄のない聴きどころ、vn1と2を左右に配置しているのも効果がある、後半も反復し、この楽章は満足。
第2楽章、自筆総譜の上にAdagioとあり、vnパートの上に"Cantabile"と記されているので、そのように演奏すべきだが、
sc02 01
個人的にはあまり"しみじみ"としないほうが良い、ヤーコプスは程よいところだろうか、
[40]からニ短調で f だがここも"Staccato"と明記されている、しっかり切り立てて演奏する、
ここも匙加減だが、極端でないほうが好みだ、(因みにA.ドラティなどは匙加減が良い)
メヌエットはアウフタクトに溜めを入れたり、表情に応じた速度変化をつけて面白い、しばしばソロで扱われるflトラヴェルソが華を添え、よく聴ける。
終楽章は、第1楽章と同様の充実した内容、とても快速に切れ味良く合奏を決める、今まで聴いたことのない速度変化の妙技もみごとに嵌っている、この楽章も後半反復で満足。

さて、当盤もyou tubeにはないが、
I.ボルトン指揮、デンマーク放送交響楽団が期待どおりの演奏、
i b hay s 92 you
you tube:Joseph Haydn 1732-1809 - Symfoni 92 (Oxford) - DRSO - Ivor Bolton

ご覧いただき、ありがとうございました。

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category: F.J.ハイドン

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コメント

ハイドンの自筆譜は初めて見たかもしれません。
予想外の印象というか・・
最近書かれた者みたいですね。
最初に書いた手書き譜=演奏用実用譜だった
現場の人なんだなぁ・・と思ったりして。

unagi #- | URL
2018/07/03 12:35 | edit

unagiさん こんばんは

自筆譜はパート譜作りの写譜師に渡す原稿みたいな感じですね、ざっと書いて
あるけど、誤読がないように。
当時、曲が完成してから公開演奏まで、どれ程時間を要したのか?っていうの
に興味があります、心得たプロ達が手早く進めたのかも。

michael #xNtCea2Y | URL
2018/07/03 19:52 | edit

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