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Micha: Classic音楽とLuteの楽しみ

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

K.ベーム:Brahms Sym No.3  

ベームとVPOのブラームスSym全集は発売当初からLPを持っていたし、その後CD化されたのも揃えていたが、ここで取り上げたのは第2番のみだった、いずれも水も漏らさぬ演奏には満足していた。DGの録音は低域はあまり押し出さず、太い響きではないが、緻密で分離のよいサウンドで、これはCD化後も殆ど同質に聴こえる。
まずは第3番から、 
007_20180713113048aca.jpg
交響曲No.3へ長調op.90
カール・ベーム指揮、ウィーン・フィルハーモニーO
1975年 DG

第1楽章、ブラスで始まる響きはブリリアント、落ち着いたテンポで入る、この楽章は勇壮なところもあるが、内面的でデリケートな要素が多く、リズムも単純ではない、複数のパートが緻密に絡んでいて奥深い、各パートの音のラインがくっきりして、そこをじっくり聴かせる、ウィンナobの明快さも助けになっている感じだ、展開部~終結もじっくり堅実な演奏。
第2楽章、clとfagでゆったりとした主題が始まる、テンポも緩やかにとる、
[40]から同じくclとfagで出る3連符を含んだ第2主題は趣きを変えるが、これは終楽章で現われる予告になっている。
sc02 40
第3楽章、憂愁な趣きの有名なテーマだが、いつもながらブラームスはあまり情緒に浸らず、適度に躱し、クールな趣きも備える、
ベームとVPOは過不足なく聴かせるが、[87]からdim.がかかり、[91]からさらに密やかになるところ、pppくらいにして引き付ける。
sc02 86
終楽章、程よく快速だがしっかり足もとを固める、
[19]で早くも第2楽章で予告された主題が出てくる、
sc04 18
これは展開部で重要となり、[149]からクライマックスへ発展する、sc04 149
ベームはほぼ全開で痛快な響きに運んでいく、この3連符が堂々とパワーを感じさせる、
sc04 167
終結では第1楽章の主題が穏やかに再現され静かに閉じる。

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you tube:Brahms : Symphony No. 3 in F Major, Op. 90 / Karl Bohm & Vienna Philharmonic Orchestra 1975

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