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Micha: Classic音楽・Lute・宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

G.レオンハルト:C.P.E.Bach Cemb. Con Wq.23  

時代が移り変わるときの春の嵐とでも言うべきか、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハの曲を初めて聴いたときはその斬新さと躍動感に驚いた、それまでの規則で固められたようなバロック音楽に対し、様相は一転する、新時代のギャラント様式の中で、特にドイツで発達したのが多感様式と呼ぶにふさわしく思う(明確な区別はないが)、 
その魅力をいち早く聴かせてくれたのは古楽奏者だった、G.レオンハルトが2度録音している、鍵盤協奏曲ニ短調Wq.23も傑作の1つでまさに多感様式、
g l c p e bach wq23
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ:鍵盤協奏曲ニ短調Wq.23
グスタフ・レオンハルト:指揮・cemb.
レオンハルト合奏団  SEON

第1楽章、多様な転調、跳躍の大きい動き、鋭いパッセージ、tuttiはvn1とvn2が同パートで力強く聴かせる部分が多い、バスや内声はホモフォニックな扱いで衝動的な転調を導いていく。
sc01 01
第1楽章、冒頭
第2楽章は穏やかながら、やはり平坦には進まず、雲行きが変わる。
終楽章は怒濤の楽章、第一楽章に勝る緊迫感、鍵盤の技巧もスリリングな切れ味、エマヌエルの兄弟達や周辺の作曲家達も同様式の曲を書いているが、エマヌエルが圧倒的に魅力だ。
g l c p e bach wq23 you
you tube:C.P.E.Bach Concerto in D minor, H. 427 - Gustav Leonhardt
 第1楽章  第2楽章  第3楽章

ところで、大バッハの作品番号が付いて、お馴染みの曲だった中に、真作ではないのが確認された曲、疑わしい曲が多々ある、flとオブリガートCemb.のためのソナタBWV1031は第2楽章「シチリアーノ」が有名だが大いに疑わしい、
sc bwv1031
第2楽章、冒頭
両端楽章も聴けばより感じるが大バッハの作風ではなく、息子の誰か(たぶんエマヌエル)で父バッハも共作で関わっているかも?といった説もある。
bwv1031 you
参考・you tube:Johann Sebastian Bach, flute sonata E-flat major BWV 1031, Rampal/Pinnock

ご覧いただき、ありがとうございました。

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category: C.P.E.バッハ

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