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Micha: Classic音楽・Lute・宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

K.ベーム:Brahms Sym No.4  

ベームと言えばドイツ系だが、若い頃はイタリア・オペラも手がけたそうだ、
しかし、ドビュッシーとかラヴェルとかフランスものは想像つかない;優しい旋律の主題であっても、決してヤワな表現はせず、芯のある音で全てが明確、楷書的で武骨というかモーツァルトでも甘い趣味のまったくない演奏がいい、 
ベーム指揮、VPOのブラームスSym全集は昔LPを買って手放し、その後CDを再度取り寄せたが、Sym No.4を前に聴いたのは何時だったか?かなりご無沙汰していた、録音は分厚い音ではないが、緻密に引き締まった響きでちょうど良い。
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ブラームス 交響曲第4番ホ短調 Op.98
カール・ベーム指揮、 ウィーン・フィルハーモニーO
1975年 DG

第一楽章、落ち着いた始まりだが遅すぎることもない、テンポの変化は押さえ、弱奏部も微かなほど小さくせず、しっかりした筋で描いていく、[57]からvcに野性味を帯びたウィンナhornの重なる主題が味わい深い、
sc01 57
金管が光沢を持ち、timpはちょうど良く締めどころを決める良いバランス、展開部から終結までのクライマックスも着実な演奏でじりじり引き付けていく。
第二楽章も程よいテンポ、やはり無用に柔和な表現は取らず、そこが渋く清々しい、この楽章の山場の1つ、[84]からが、強調はしていないが一際ずっしり、ここまでの運び方がよいせいか、感極まって聴こえる、
sc02 84
そのあと[88]からの多声的な"弦楽の海"、vnも低い音域を使いブラームスらしい深み、
sc02 88
第3楽章、落ち着いたテンポだが、がっちり締まった感覚が心地よく聴ける。
終楽章、遅くはないテンポで整然、エネルギー感もちょうど良い、大きく3部に分けられるパッサカリアで劇的な構成も持たせてある、穏やかな中間部もほぼインテンポで通す、再び強奏となる[133]から十分劇的で、金管・timpも豪快に用いる、
sc04 126
しかし最後まできっちり整えていく。
br sym4 you
you tube:Brahms : Symphony No. 4 in E Minor, Op. 98 / Karl Bohm & Vienna Philharmonic Orchestra 1975

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