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Micha: Classic音楽・Lute・宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

K.ベーム:Haydn Sym No.92 "Oxford"  

近年のハイドンの演奏で、S.ラトル、T.ファイ、A.フィッシャー等々、新時代は作品に踏み込んでその楽しさをわかりやすく表現している。'60~'70年代の演奏で再度聴きたい演奏はそう多くはないが、長く聴いてなかったベーム盤に針を下ろすと逆に新鮮に感じた。
orch.の演奏がやけに優等生的だったり、無用に艶っぽかったりすると嫌気がさすが、ベーム、VPOは先日のブラームスと同じく、あくまで素朴に図太く演奏する、手法は違えど作品に対する誠実さが、ただ古い演奏にならない気がする。 

このDGのジャケットはハイドンの名盤の一つとして、見覚えのある人も多いだろう、新盤で買った当時のジャケットカバーにその時のレコード店のマークがある、恐ろしく昔だが;中身もカバーも健在、ほんと長持ちする^^
bohm hay s 92Jacket cover
交響曲No.92ト長調「オックスフォード」
カール・ベーム指揮、ウィーン・フィルハーモニーO
1974年 DG

第1楽章、序奏も主部もなんとゆっくり、重厚な響きだが耳疲れしない、よくぞここまで堅牢に演奏したもんだと思うが、軽快な演奏では聴けない別の良さが出てくる、弦の内声もゴリゴリ出てきて、内容を隈無く聴かせる、
sc01 114
第2楽章、極端に遅くせず、素朴にすっきり歌わせる、ニ短調の中間部ffに入ってもさほど強調せず、スタッカートの折り目正しい感覚で対比を付ける、
メヌエット、ゆっくりめのテンポだが引き締めた感覚、ただ、トリオを挟んで再びメヌエットを単に繰り返し聴くのはいささか退屈に感じる、近年の演奏にあるように、装飾を入れたり、通奏低音が行うような旋律を少々加えたり、センスよく変化をつける工夫は許されると思う。
終楽章、落ち着いたテンポで、ここも内容をくまなく聴かせる好演だと思う、対位法の充実した展開部をバーンスタインは妙に捻ってつまらなくしているが、ベームのがっちり聴かせる演奏で良い。
sc04 132
you tubeには挙がっていなかった、 Amazon

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category: F.J.ハイドン

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