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Micha: Classic音楽・Lute・宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

レオンハルトほか:Bach Brandenburg Con No.6  

イタリアのコレッリの音楽とか、フランスのリュート音楽などは、大人のセンスで味わう感じだが、バッハの音楽は大人だけでなく、幼い子供さえ引き付ける力があり、単に優美・華麗とは違う独特の主題が使われ、自然界の生命のようなものが湧き出してくる。
 
ブランデンブルク協奏曲はバッハがブランデンブルク=シュヴェート辺境伯クリスティアン・ルートヴィヒに献呈した曲集でこの名がついた。バッハが過去に書いた協奏曲を集めたもので、3番と6番はヴァイマル時代に書かれたもの、他はケーテン時代のものと推定され、5番が最も新しい、ケーテン侯が多くの楽士を抱えていたのに対し、献呈を受けたルートヴィヒ伯には常任の楽士は少人数しかおらず、演奏できたのは6番くらいと見られている。
ヴィオラ2、ヴィオラ・ダ・ガンバ2、チェロ1に通奏低音という編成は異例で、渋い響きをもち、ガンバのパートはアマチュア級が加わるような難しくないパートになっている。
第一楽章、始まりのtuttiは2つのvaが8分音符ずれて絡んだり並行したりするのが面白い、
sc01 1
ガンバと低音は単純に和声を弾くのみ、これがソロ部を挟んで何度も登場する、和声の変化もゆったりしたもので、しばし安定して移行するのが不思議に引き付ける、
ソロ部では[17]のvcに始まるテーマが掛合いとなるが、ガンバにも同じテーマを易しく弾ける形で与えている。
sc01 16
[92]からの声部の重なりが盛り上がる。
第二楽章は調を変えず、変ロ長調のままというのが珍しい、ガンバは休みで穏やかなテーマで運ぶが[40]などからぐっと深みを聴かせる。
終楽章、ジーグ風のリズムで、tuttiは2つのvaが同パートで重なり明確、他のパートが簡潔に和声を入れる、間は2つのvaとvcがソロイスティックに活躍する。
1~5番にはない深い味わいをもった6番だが、1枚もののCDでは割愛されることが多い。
音盤はいろいろ揃えたが、代表でまずG.レオンハルト指揮するメンバー、
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ゆったりしたテンポで各楽器の味わいをよく聴かせ、雅びな雰囲気、録音もくっきり。

R.グッドマン指揮、ブランデンブルク・コンソートの演奏では
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速めのテンポで活き活きとした生命感、通奏低音にオルガンとリュートが入って、一段と渋い風合いなのが楽しみどころ。

参考you tube
bwv 1051 you
you tube:Bach: Brandenburg Concerto No. 6 in B-flat Major, BWV 1051

ご覧いただき、ありがとうございました。

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category: J.S.バッハ

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コメント

こんにちは
よく考えると不思議な曲なのに
不思議とか感じさせずに聴き入らせる魅力を持っていますね。
そういう曲をどんどん書いちゃうバッハはまたすごいですね。

unagi #- | URL
2018/08/05 11:58 | edit

unagi さん こんばんは

バッハでは珍しく、アマチュア クラスが入れそうな曲ですが、そこが逆に面白
く、魅力でもあり、ガンバなどやっていたら、ぜひ弾きたいと思うでしょうね、
リュートで和音を弾くってのも楽しそう。

michael #xNtCea2Y | URL
2018/08/06 01:10 | edit

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