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Micha: Classic音楽・Lute・宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

S.クイケン:Haydn Sym No.103 「太鼓連打」  

古楽器orch.による古典派演奏が盛んになった頃、F.ブリュッヘンとS.クイケンは競ってハイドンの録音も残していた、ブリュッヘン指揮18世紀orch.(PHILIPS盤)がみなライヴで、録音の出来に差があったのが惜しいが、クイケン指揮、プティット・バンドのほうはセッションで入念な仕上がりになっている、ロンドン・セットはDHMに録音しているが、繊細な高域、量感十分な低域で拡がる、プティット・バンドの清涼なサウンドもよく伝わる好録音だ。 
ロンドン・セットよりNo.103「太鼓連打」を再聴した、
2012092000471680a_20180808083918d30.jpg
ハイドン 交響曲No.103変ホ長調「太鼓連打」
シギスヴァルト・クイケン指揮、ラ・プティット・バンド
1995年 DHM

第1楽章、序奏は近雷timpで始まり、fagが目立つ響き、主部は6/8拍子でけっこう快速なテンポをとる、弦楽の清涼な開始のあと[48]tuttiのドシっと切り込む対比が良い。
聴いただけでは気づきにくいが、[vn1とva]、[vaとvc]を各々同音やoct.で重ねている、[vn1とvn2]、[vaとvc]の組み合わせでも可能だと思うが、ちょっと謎;
sc01 47
この楽章の魅力は簡潔で活き活きした主題で構築されているところ、これぞ交響曲らしい楽しみだ、クイケンは適度に切れ味良く、清涼さを保ちながら聴かせる、演奏時間は提示部の反復ありで9:31(因みにチェリビダッケは反復なしで10:41、序奏部でかなり時間を食う)、
第2楽章はレガート基調、弦の弓使いのしなやかさ、美しさで魅了するが、Concert Master寺神戸亮のソロが代表的にそれを聴かせる、
メヌエット、快調でじつに楽しいテンポに思わず乗せられてしまう、おどけた表情とシリアスな味を交互に放つ主題が飽きさせない、
終楽章、心地よい快速で始める、クラリネットの加わったハイドンのfull編成の扱いの巧みさ、弱奏部とtuttiの対比の効果が古楽器orch.のやや大きい編成でよく味わえる。

you tubeにクイケン指揮、プティット・バンドのライヴがあった、
hay sym 103 k
you tube:Haydn: Symphony No.103 "Drum Roll" / J.Kuijken La Petite Bande (1994 Movie Live)

ご覧いただき、ありがとうございました。

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category: F.J.ハイドン

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