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Micha: Classic音楽とLuteの楽しみ

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

バロッカネルネ:C.P.E.Bach Sym & Con  

C.P.E.バッハの新盤を取り寄せた、ob奏者のA.ベルナルディーニ率いるノルウェーの古楽アンサンブル、バロッカネルネの演奏で、1989年から活動しているが、当盤がデビュー盤だそうで、手始めがC.P.E.Bachとは気合い入っている^^北欧では優れた古楽団体を耳にするが、ノルウェーは初登場か? 
収録曲はC.P.E.バッハの魅力が一望できる選曲だ、アンサンブル・ゼフィロの創設者で古楽界有数のバロックob奏者、A.ベルナルディーニとノルウェー人として初めてEuropean Union Baroque Orchestraに参加したCemb奏者、C.ショスがリードしている。
c p e bach sym con 2
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ
1.交響曲ホ短調 WQ.178
2.オーボエ協奏曲変ホ長調 WQ.165
3.チェンバロ協奏曲ニ短調 WQ.17
4.交響曲ニ長調 WQ.183/1
アルフレード・ベルナルディーニ:ob、クリスティアン・ショス:cemb.
バロッカネルネ   LAWO 2012年

1曲目の交響曲ホ短調 WQ.178で引き付ける、3楽章のSymで、協奏曲に比べ短いが、驚きの内容が集約されている、バロックと古典派に跨がるこの時代、よくこういう前衛的ともいえる音楽が生まれたものだと思う、
wq 178 ovn1パート
当SACDではもっと生々しく迫ってくる、ナチュラルhornの荒々しさが相応しく効いている、第1楽章の趣きからか「ファンダンゴ」という副題が誰かによって付けられたようだ?
バロッカネルネのライヴ動画が第1楽章のみあった、
barokkanerne.jpg
you tube:CPE BACH: 1st. movement, Allegro Assai from Symphony in E-minor WQ 178
追加:こちらは同曲を全楽章聴ける、これも活きの良い演奏、
wq 178 you
you tube:C.P.E. Bach / Symphony in E minor, Wq. 178 (H. 653)
ベルリン古楽アカデミー

2曲目はオーボエ協奏曲変ホ長調 WQ.165、これはギャラント様式らしい安定した趣きもあり、のちのハイドンの協奏曲にも繋がっていきそうだ、もちろん"多感"な様式としての聴きどころもある。
you tubeはFrank de Bruine;Roy Goodmanによる演奏、
wq 165 you
you tube:C. P. E. Bach (1714-1788) - Oboe Concerto in E flat, Wq.165

3曲目はチェンバロ協奏曲ニ短調 WQ.17、これも聴き応え十分、鍵盤協奏曲の代表的傑作だろう、またハイドンの鍵盤協奏曲に影響しているのもわかるが、こちらは気分の変化著しい多感の音楽だ、特に終楽章では、WQ.178と同じ「フェンダンゴ」?のようなスペイン音楽の趣きに聴こえる部分あり、
これは当盤、バロッカネルネの演奏が挙がっていた、
wq 17 you
you tube:C.P.E.Bach: Concerto in D minor for Keyboard, Strings & B.c Wq. 17 H.420

最後は交響曲ニ長調 WQ.183/1、第1楽章始まりの主題は一度聴けば忘れない、これまた斬新なものだ;
sc 01 1
you tubeはAndrew Manze The English Concertの演奏を挙げる、
*ボリューム上げる必要あり、
wq 183 1 you
you tube:C.P.E. Bach - 4 Symphonies Wq.183 | Andrew Manze The English Concert

余談:バルト海の北、北欧諸国と言ってもまだ混同しがちだ、国旗を見ても殆ど「十字」が基本デザインで区別し辛い;
n eu
陸続きで歴史があるようだが言語も国内の地方で違う所があったりする、多くはヨーロッパ系の言語だが、フィンランド語は膠着語というタイプで、日本語や韓国語とも同じ分類になるというのが不思議で興味深い。

ご覧いただき ありがとうございました。

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category: C.P.E.バッハ

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コメント

こんばんは
シンフォニーをちょっと聞いただけですが、
なかなか印象的で面白いですね。
親父とは全然違うし、モーツァルトなんかの前に自分でこの世界を
切り開いていたんですよね?

北欧の国旗がみんな十字だっていうのも衝撃的に面白いですね。

unagi #- | URL
2018/08/12 22:53 | edit

unagiさん こんばんは

>シンフォニー
枕元で聴く寝入りの音楽には向きませんね^^;
突然の気分の移ろいが特徴で、たぶんバロックの次にくるギャラント様式
の時代、ベルリンで活躍したC.P.E.バッハらの楽派だと思いますけどね、

バッハの息子達が成人した頃は、父バッハは古いタイプの作曲家だった
ようです。

michael #xNtCea2Y | URL
2018/08/12 23:34 | edit

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