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V.ムローヴァのバッハ、シャコンヌBWV1004  

バッハのシャコンヌ(BWV1004)は最高峰の傑作であることはわかっているものの正直なところ、あまり何度も聴きたい曲ではなかった、長調の中間部まであり、あまりに内容が込められ大袈裟で・・それというのも、特別の名曲と言わんばかりの気合いの入りすぎた演奏がvlに限らず多かったせいもあるかもしれない。
冷静になって、バロックのシャコンヌらしい演奏に立ち返ってくれればけっこういける。
今日はヴィクトリア・ムローヴァのBWV1002,1004,1006のアルバムからシャコンヌに注目しました、これを聴くのもすごい久しぶり;

bach vl

V.ムローヴァはレオニード・コーガンに学び、二つの国際コンクールで優勝、自由な活動のため旧ソ連からアメリカへ亡命し、名だたる指揮者やオケと共演、クラシック界のトップ路線を歩んできた人ですが、単なるトップ奏者じゃないところが興味あるところ。
古楽奏者と出会って、熱心にその良さを語られてから、古楽演奏に深く感心を持つようになり、多くの演奏を聴き、自分の演奏スタイルに取り入れていったそうです。ここに聴くバッハの無伴奏vlパルティータにも聴き取れます。
楽器はモダン仕様ですが、弓は古楽器に近いものだそうで、ビシバシ気合いを込めたロマンティック時代伝統の演奏ではなく、聴き疲れしない透明な美音で弾き進め、b-moll(BWV1002)のサラバンドでは美しい装飾も聴かせる、注目のシャコンヌはあくまでシャコンヌらしく整然と進めるなか、じりじり深みと高まりへと誘っていきます。終わりまで大袈裟なことはしない。
ムローヴァはその後もエイジ・オブ・エンライトメントやガーディナーのロマン派オケとも共演し、ピリオド指向も深めているようで、近年はバッハの無伴奏パルティータ&ソナタの全集を今度はまさしく古楽器のガダニーニを使用して録音していますね、いずれ聴いてみたいですが。
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category: J.S.バッハ

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