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Micha: Classic音楽・Lute・宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

K.ベーム:Haydn Sym No.90(LP)   

先般の「オックスフォード」に続き、ベームによるハイドン、Sym No.90を再聴。 
この作品は書法的内容に優れ、管楽器のソロが多彩に活躍する聴きどころ十分の曲だが、録音される機会は少ないほうだ、当時としては貴重だったかもしれないベームとVPOの演奏もあらためて聴くと格調高い逸品。
k bohm hay 90
ハイドン 交響曲No.90 ハ長調 Hob.I:90
カール・ベーム:指揮
ウィーン・フィルハーモニーO
1973年 ウィーン、ムジークフェラインザール

第1楽章、序奏は堂々としている、序奏部に主部の第1主題が明確に現われるのは珍しい、
sc01 01
主部は落ち着いているが遅いというほどじゃない、例によって弦楽は芯の通った楷書的感覚、あまり編成の大きな響きではなく、高音を奏でるhornや木管がよく出てくる、旋律美をもった第2主題がflで入り、obが続く、ここでのウィンナobが一味ちがって良い、
sc01 51
展開部の対位法、再現部での変化も聴かせどころ。
第2楽章、Andante 旋律美の主題が長調、短調の交互に変奏書き方、ベームらしい情緒に陥らない演奏だ、ここでもflのソロの変奏が魅力、さらにvcのソロも楽しませ、終結も洒落ている。
メヌエット Allegrettoは颯爽とした主題を引き締めて聴かせる、トリオは優美なobのソロ、
終楽章、Allegro assai 快速感と構築感を両立するテンポ、ソナタ形式の展開部、[216]から弦楽とfagがユニゾンで一丸となって目まぐるしく引き付ける、
sc04 215
ユーモアを含んだ終結があるが、ベームは茶目っ気無く?整然と終わる。

you tubeにベームの演奏はなかった、
参考に現代の魅力にあふれたサイモン・ラトルの演奏
hay s 90 you
you tube:Joseph Haydn - Symphony No. 90 in C major

ご覧いただき ありがとうございました。

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category: F.J.ハイドン

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