HST:星雲ウォッチング 
2018/08/23 Thu. 09:35 [edit]
HSTや大望遠鏡の解像度と露光時間を得てはじめて見られる、これら一般に公開されている画像はノイズの除去、データに基づく配色など丹念に処理して出来上がるそうだ、オリオン大星雲やカリーナ星雲など、星が生まれる場所は画像としても見事で、見ていて飽きない、最近は立体データによりこれらの天体に接近するバーチャル飛行のCGが見られるが、動画の速度は光速を超えている、現実の探査機が数万~数十万年?くらいかけて飛行撮影した映像を早送りすれば、こんな感じかもしれない^^;
HSTが捉えた傑作画像の1つ、星団と星雲が壮観なWesterlund 2、
you tube:Flight to Star Cluster Westerlund 2
中央右寄りに誕生間もない赤い星団があり、左から下方にかけて星雲が見える、星団の放つ光圧(輻射圧)で吹き払われている、ただし星雲の濃い部分は暗い柱のように留まっている、
次に、お馴染みカリーナ星雲を見渡しても各所にも面白い構造がある、
→拡大画像
饅頭を横からみたような空洞域があり、中央付近に明るい星の集まりが2つある、オリオン大星雲で言う、トラペジウムのような明るい巨星だろう、この星々の光圧でガスの薄い部分が押し払われた空洞域と思われる、ただし右上の塵やガスが濃い塊の所は払われにくく残っている、Mystic Mountainと呼ばれ、星が生まれる所だ。
3つめは大マゼラン雲にある R 136、マゼラン雲は 星間物質が銀河系より豊富で密集した星団が生まれており、これは球状星団として残るかもしれないと言われる、若い星団で明るい巨星は寿命は短い。
→拡大画像
4つめはバブル星雲とも呼ばれるNGC7635、青いバブル構造は一見左上から光に照らされているように錯覚するが、バブルそのものが発している光である;
you tube:The Bubble Nebula in 4K (NGC 7635)
バブル内部(左上寄り)の明るい星から出た物質の恒星風によって、周りに残っていた薄いガスが球状に掃き寄せられている、一方、光圧のほうは光速なので先に進み、画面左上の星雲が吹き流されている、広い範囲で見ると、星雲に大きな空洞域がある様子がわかる。
最後にこれはオリオン座の三つ星の左上方向にある、HH24と呼ばれる、星雲内で原始星が生まれているところ、
you tube:Celestial Lightsabers: Stellar Jets in HH24
原始星から両極にジェットが吹き出している、なおこの手前には暗い星雲が立ち込めていて、そこを透過して見ているので、全体に赤暗く見えている。
ご覧いただき ありがとうございました。
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HSTが捉えた傑作画像の1つ、星団と星雲が壮観なWesterlund 2、
you tube:Flight to Star Cluster Westerlund 2
中央右寄りに誕生間もない赤い星団があり、左から下方にかけて星雲が見える、星団の放つ光圧(輻射圧)で吹き払われている、ただし星雲の濃い部分は暗い柱のように留まっている、
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饅頭を横からみたような空洞域があり、中央付近に明るい星の集まりが2つある、オリオン大星雲で言う、トラペジウムのような明るい巨星だろう、この星々の光圧でガスの薄い部分が押し払われた空洞域と思われる、ただし右上の塵やガスが濃い塊の所は払われにくく残っている、Mystic Mountainと呼ばれ、星が生まれる所だ。
3つめは大マゼラン雲にある R 136、マゼラン雲は 星間物質が銀河系より豊富で密集した星団が生まれており、これは球状星団として残るかもしれないと言われる、若い星団で明るい巨星は寿命は短い。
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4つめはバブル星雲とも呼ばれるNGC7635、青いバブル構造は一見左上から光に照らされているように錯覚するが、バブルそのものが発している光である;
you tube:The Bubble Nebula in 4K (NGC 7635)
バブル内部(左上寄り)の明るい星から出た物質の恒星風によって、周りに残っていた薄いガスが球状に掃き寄せられている、一方、光圧のほうは光速なので先に進み、画面左上の星雲が吹き流されている、広い範囲で見ると、星雲に大きな空洞域がある様子がわかる。
最後にこれはオリオン座の三つ星の左上方向にある、HH24と呼ばれる、星雲内で原始星が生まれているところ、
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原始星から両極にジェットが吹き出している、なおこの手前には暗い星雲が立ち込めていて、そこを透過して見ているので、全体に赤暗く見えている。
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category: 宇宙・天体
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