Micha クラシック&リュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

A.フィッシャー:ハイドン49番ほか  

A.フィッシャーもT.ファイもきっとハイドン大好きなんでしょうね。私も聴き手としてそうですが。
フィッシャー盤は不揃いとよく言っていますが、何しろ年数のかかった仕事ですし、変化があって当然でしょう。そこが面白いです。年を追うごとに、落ち着くどころか野心が増してきている。

fischer01

最近は他の演奏を聴いてから、フィッシャー盤はどうだろう、と逆のパターンになっていますが、ランダムに取り出した1枚がお宝だったりします。そんなお気に入りの1枚が49~51番の入ったCD14です。

hay cd 14

録音年としては中番あたりですが、痛快キレまくりの演奏。録音は音質的にはややデッドですが、各パートを間近で録って、聴きやすく高域を押えてステレオ配置した、いかにも合成的な感じですが、不思議とわるくないんですね、演奏内容がくっきり分離して熱気生々しく聴こえてきます。
49番は第一楽章が弦も管もじんわりと味わい深く響きます。第二楽章は駆け抜ける上声部を低声部が追っかける巧みな構成による切迫感が快速でちょっと乱れもある演奏で一段と凄みを増します。終楽章がまたブリュッヘン盤に迫る急速、第二楽章をしのぐ熱気です。
50番も好きな曲ですが、第一楽章は序奏で符点リズムを強調して思い切り重みと切れ味をつけます、主部に入ってからの対照的な快速感がいいのですが、フィッシャーは思い切り快速にやります、きっと演奏してて楽しいだろうと思えてきます^^克明な録音で弦のトレモロがじつに心地よい。終楽章も同じパターンの部分がありますが展開部以後に鋭い魅力があります。
51番は第一楽章の思い切った構成も聴きどころですが、第二楽章のホルン・ソロが見事です、高域を聴かせる曲は多々ありますが、最低域をこれだけ聴かせる曲はあまりないでしょうね。メヌエットの明快さも好きなタイプです。フィッシャーは適宜vlパートをソロにして聴かせます。終楽章はアレグロですが、49番のプレストが耳に残っているとアンダンテくらいにおっとり聴こえます;この対比がご愛嬌のようにも感じます。
そもそもこれらの3曲はハイドンがキレまくってますね^^
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category: F.J.ハイドン

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