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Micha: Classic音楽・Lute・宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

A.シュタイアー:J.S.Bach Cemb協奏曲集より  

バッハのcemb協奏曲の新盤がほしかったところ、A.シュタイアー(Cemb)とフライブルク・バロックOの演奏を選んだ、1台のcembのための作品のみで、"複数台"含む全曲までは要らなかったのでちょうどよい、面白いのは曲の趣きに合わせて編成を変えているところ。
2枚組で今日はCD1より、 
a s bach
アンドレアス・シュタイアー:Cemb
フライブルク・バロックO
harmonia mundei 2013年


協奏曲No.1 ニ短調 BWV1052
弦楽はvn1,2:各3人、va:2人、vc:2人 db:1人の編成で、cembも弦を複数鳴らす設定で重厚な趣きにしている、第1楽章は急ぎ過ぎず、この楽章にふさわしい力強さで整然と進める、
第2楽章、弦楽が柔らかくバス・テーマを繰り返し、即興性を帯びたソロが奏でる、この楽章もcembは複数弦を使い、ソロに重みをつけ、じっくり聴かせる。
終楽章、快速なテンポをとり、切れ味鮮やかに進める、エネルギッシュな魅力、この楽章にも原曲のvn上の技法を残していて、鍵盤らしからぬところが余計に引き付ける、
sc03 cemb
なお、シュタイアーによると思われるカデンツァが加えられ聴きどころ。
a s you 01
you tube:J.S. Bach Harpsichord Concerto in D minor BWV 1052, Andreas Staier

協奏曲No.2 ホ長調 BWV1053
原曲のソロ楽器はオーボエ・ダモーレか?と思われる、こちらは一転して、弦楽を各1人にした編成、cembも穏やかに設定、始まりからくつろいだ気分になる、しかし第1楽章の後半からはcembソロにvnが対位的に寄り添う巧みな内容になっていて、バッハの協奏曲屈指の傑作かと思う、第2楽章は情緒細やかなシチリアーノ、終楽章もひじょうに充実している。
a s you 02
you tube:J.S. Bach Harpsichord Concerto in E major BWV 1053, Andreas Staier

協奏曲No.7 ト短調 BWV1058
原曲はイ短調で現存するお馴染みのvn協奏曲 No.1 BWV1041、これを聴くとバッハ自身がvnの技法のままにしたり、鍵盤的に変更したり、魅力的に編曲する工夫が伺える。
当演奏では弦楽はfull、ソロcembのほか、通奏低音にもcembを加えて華やかにしている、
第2楽章のバス旋律はリズミカルに区切られ、その動きにも集中させられる。
終楽章も快速ぎみ、通奏低音のcembが効果をあげる、シュタイアーのカデンツァも見事。
a s you 03
you tube:J.S. Bach Harpsichord Concerto in G minor BWV 1058, Andreas Staier
この曲がこんなに聴き応えあったとは、

ご覧いただき ありがとうございました。

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category: J.S.バッハ

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