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Micha: Classic音楽・Lute・宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

太陽系を作った超新星爆発  

放射性物質の崩壊によって別の物質に半分が変わるまでの時間、半減期という言葉はよく耳にする、半減期は宇宙の正確な時計でもある、テクネチウム(周期表の43番)なんて元素名はあまり聞かないが、じつはこの元素を探ることによって、太陽系が作られた起因として関わる超新星爆発がいつ起きたか、を知ることができるらしい。 
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(資料:量子科学技術研究開発機構リリースページ)
それがわかって、どうなる、と言われればそれまでだが^^;我々人間はそういう事を知るために居るのかもしれない。超新星爆発の爆風は恒星や原始惑星系が作られる材料の一部となり、星間ガスの凝縮にも寄与する。
量子科学技術研究開発機構の早川岳人氏、国立天文台の梶野敏貴氏らの研究チームは超新星爆発で起こる原子核反応のモデル計算から、反電子ニュートリノが放射性元素 テクネチウム98(98Tc)を生成することを導いた、98Tcは半減期が420万年ほどで、ルテニウム98(98Ru)に崩壊する、98Tcが太陽系形成時にあったとしても46億年の間には全てなくなる、しかし、太陽系形成時の情報を留めた隕石を見つけ、それに含まれる98Ruの量の計測から太陽系形成時の98Tcの量が推定できる、
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超新星ニュートリノが生成する放射性元素で測る太陽系の時間(イメージ)、特定の放射性元素の痕跡を起源の古い隕石に見つけ、太陽系の物質がいつ作られたかがわかると期待される(資料:国立天文台)
超新星爆発が太陽系形成の直前に起きた場合、この初期の隕石には測定可能な多くの98Ruが残る、この量から原始太陽系に材料を提供した超新星爆発がいつ起きたかがわかる、という壮大な研究結果だ、探る方法がわかっただけで、まだ計測はされていない。
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超新星爆発の衝撃波で吹き飛ばされたとしたらかなりの速度になり、半減期という「時計」も遅れるかもしれないが、光速(秒速約30万km)にはほど遠いので問題ないかな;
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超新星、カシオペア座Aの放射性ニッケルが爆発により拡がるシミュレーション、全ての方向に均一ではない、

ご覧いただき、ありがとうございました。

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category: 宇宙・天体

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コメント

こんにちは
なんか、すごいですね。
時間的スケール感が・・
素朴に、ビックバンの前は何があったの?
最初の何にもないってどういう状態?
なんて考えたりして。
なんで今この空間はあるんだろう?・・
(とまらない)

unagi #- | URL
2018/09/10 12:36 | edit

unagi さん こんにちは

原因の原因を遡っていくのが物理学ですよね、でも"無"にたどり着いちゃうと、原因がなくなり、物理計算が成り立ちません;
この世界(宇宙)がある理由が「ああ、なるほど、」とわかる日がくるのかどうか^^;

michael #xNtCea2Y | URL
2018/09/10 15:14 | edit

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