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Micha: Classic音楽・Lute・宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

A.フィッシャー:Haydn Sym No.88(新録音)  

アダム・フィッシャーが全集完成後に再録音したハイドンの交響曲でNo.92と94は在庫で購入できたが、あと2枚(No.88&101 と No.97&102)は長く待って「入荷せず」の返事がきた。頃合いをみて、再度注文をかけてみたら、今度はすんなり届いた、
a f haycd
前にも同じことがあった記憶だが、諦めちゃいけない^^;
まずは交響曲No.88から、このSACDはダイナミックレンジを広く取っているようで、ボリュームを上げぎみにすると良い、音場感が一段と拡がる。
fi hay 88
アダム・フィッシャー指揮
ハイドン・フィルハーモニー
2007年 MD+G

No.88は親しみ易く気品ある主題で構成され、各楽章の充実から特によく演奏される、弦は透明な響き、楽器バランスは古楽orch.に近い感じだ。
第一楽章、序奏はすっきり軽やかで、主部も程よく快速、主部はアウフタクトで始まる2拍子だが、楽譜を見るまで、色で囲った部分が4拍子に思えてしまう;
sc01 15
この楽章ではtimpとtrpが使われず、低声部も細やかに主題を奏で、快調な趣きになっていて、密度高い仕上がり、展開部は第一主題を扱って、対位法的に見事で小気味よくまとまっている。面白いのは[179]からvnが駒の近くを弾く音が使われる、
sc01 179
ハイドンがSym No.97の第2楽章で指定した"al ponticello"だが、フィッシャーはこのアイデアを他でも用いている。
第2楽章は滑らかだが流し過ぎず、節目をつける、音量の対比をつけ[41]のffのびっくり効果を強調、[42]でmpくらいにすっと収めるのが上品。
sc02 38
メヌエット、アウフタクトが装飾の上品な主題、timp主導の強弱法の細やかな配分が心地よい、トリオは民族音楽のドローン音をそれらしく演奏、
終楽章、快速で軽やか、強弱法細やかな運びで強奏音を効果的にする、展開部のポリフォニックな書法を明確に聞かせ、終結はハッピーエンドの歌劇の終曲のようだ、引き締めて終わる。

you tubeには1988年に出た、A.フィッシャー指揮、Hungarian State Orchestraの演奏が挙がっていた(HUNGAROTON盤)、今回の新盤に対し'80年代らしいスタイルだが、これはこれで好演に思う、録音はBRILLIANT CLASSICSの全集(Nimbus原盤)より良好のようだ。
a f hay s88 you
you tube:Adam Fischer/Hungarian State Orchestra/Symphony No.88 in G Major Hob.I:88
4楽章続きで再生される、

ご覧いただき、ありがとうございました。

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