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Michael: Classic音楽,Lute,宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

O.スウィトナー:Beethoven Sym No.6「田園」(LP)  

はじめは、1本の針先でどうやって左右のステレオが再生できるのか不思議だったが、原理を知ればなるほどと思う、(初期にはレコード盤上に2本の溝を刻み、2本の針を下ろすという方法もあったらしい;) 
英コロムビア社の技術者アラン・ブラムレインが開発した方式で、溝の谷底ではなく、左右の斜面の上下運動に分けるという方法が主流となった、カートリッジも左右の振動を分離して受ける構造になっている。
2ch.jpg
レコード盤に使われる塩化ビニルは適度に軟質で緩衝性をもち、プレス加工しやすく、表面も滑らかになる最適の材質だろう。レコード針の開発も進んだ、針とはいえ尖ってはおらず、先端を丸めた円錐形を基本に、丸針、楕円針、マイクロリニア針などがある、音溝の谷側面に接する面積が小さいほど、細かい振動に追従しやすくなる、
ot detail
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ダイヤモンドではあっても丸く滑らかな形状で接しているので音溝を傷付けることはない、
針は扱いが良ければメーカーが示す目安より、はるかに長持ちするようだ。
また、DENONのPCM録音によるレコード盤のカッティングは普通より低速で行われると聞いた、より精度高く溝が彫られているらしい。

そこでDENON盤、スウィトナーのベートーヴェン「田園」を最聴、
やはりトップに挙る「田園」である。
o sui be sym 6
オットマール・スウィトナー指揮
シュターツカペレ・ベルリン
DENON 1980年録音

音場が広がり、音の花鳥風月という感じ、全楽章、中庸のテンポですんなり親しめる、終始、力を抜いた感覚でパートバランスを最適に聴かせ、涼やかな弦楽、ただし低音は懐深い、木管の室内楽的な細やかさと余韻がよく聴ける。
第二楽章の弦楽も澄んだ清流のようだ、木管のハーモニーが色鮮やかに浮ぶ、
第3楽章はhornのふくよかさ、clの透明感が格別、
第4楽章の嵐の場面も清涼サウンドを崩さず、低音の唸りを効かせる、最強音のここはブラスを活用した響き、
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終楽章の美しさもこの上ない、終結近くの祈りの描写のようなところ[237]~でもしなやかにポルタメントをかけ、息づかいのような弦のボウイングが魅了する。
sc05 237
耳疲れせず、最後までサウンドを味わってしまう。
dp 400

sui be sym6 you
you tube:Suitner Beethoven - Symphony No. 6, "Pastorale"

ご覧いただき、ありがとうございました。

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category: ベートーヴェン

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コメント

こんばんは。

スウィトナー指揮、ベルリン国立歌劇場管弦楽団の「田園」をたっぷり聞かせてもらいました。この管弦楽団は、若いころよく聞いていたように思います。

高校生のころ、古典派後期とロマン派前期の作曲家の作品をよく聞いたものです。この分類が今も通用するのか分かりませんが・・・。胸を熱くして聞かせてもらいました。
いつも、ありがとうございます。

yamashiro94 #- | URL
2018/10/19 18:24 | edit

yamashiro94さん こんばんは

>古典派後期とロマン派前期

私も親しみ始めたのはこのあたりからですね、
その当時聴いた録音物を再び取り寄せて懐かしんだりしています。
中古のLP盤もまさしくその時発売されたものです;

michael #xNtCea2Y | URL
2018/10/19 22:08 | edit

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