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N.アーノンクール:Beethoven Sym No.6「田園」  

アーノンクールが1990-1991にかけてヨーロッパ室内Oと録音したベートーヴェンSym全集、この発売前にレコーディングの様子がTVで紹介されたことがある、「英雄」を少し聴いただけで、それまで聴いたことがない魅力が耳に飛び込んできた憶えがある。
今日は全集の中の「田園」、これは保留したまま忘れていて遅きに失した、アーノンクールの演奏の中でも傑出した魅力だった、 
n h be sym 6
交響曲No.6ヘ長調「田園」
ニコラウス・アーノンクール指揮
ヨーロッパ室内O
Teldec 1990

「田園」は標題をもったSymであり、timpは第4楽章しか使わないのも特殊な曲だ、旧来型の演奏にはなかった、アーノンクールのピリオド奏法が反映した、新世紀の先駆け的演奏がひじょうに効いてくる、
第1楽章の穏やかなテンポとひらすら清涼な演奏でまず魅了される、アバドが「田舎に到着したときの愉快な感情の目覚め」を心理描写のように快活に演奏したのに対し、こちらは清々しい空気や景色そのものを描いて感じさせるようだ、
アーノンクールのレガート奏法が最大に活かされる(*単にレガートという言葉が適切かわからないが、柔らかく音を立ち上げ、しなやかに繋ぐ)、たとえば[53]~
sc01 50
clとfag、hornが柔らかな立ち上げのタンギングで弦楽と同様にしなやかに繋ぐ、
002_201811121338207f7.jpg
全体にもnon vivulato奏法が透明な美しさで満たし、適切なritardandoの効果が良い、
第2楽章、遅すぎないテンポで滑らかに運ぶ、第1楽章の表現からもこの楽章は十分予感できる、[18]からのppは昨日のアバドと同じだ、管の響きも鮮やかで最後の鳥の声も即興性があり、描写的、
第3楽章、快活な演奏だが、[165]からのa tempo allegroは一際活発になる、
第4楽章、嵐の描写はアーノンクールも強奏楽器のtimpと金管に委ね、鋭く表現、弱奏でぐっと引いて、効果的に轟く。
終楽章、ゆったりした感覚で、ここは第1楽章、第2楽章で聴いた美質が十分に発揮される、終結音の爽やかなこと。
n h be sym6 you
you tube:ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調 「田園」 Op. 68 / ニコラウス・アーノンクール指揮ヨーロッパ室内管弦楽団 1990-91年

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