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クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

F.フリッチャイ:Beethoven Sym No.9「合唱付」LP  

ベートーヴェンの第九はLP盤に収めにくい曲で、全曲をどうにか1枚に入れる際、第3楽章を分断するのはやむを得ないが、詰め込みながらもいかに充実したサウンドにしてあるか、再生するか、マニアックな興味が湧くところでもある、 
兼価盤は大抵1枚に収めてあり、響きが薄く物足りない盤も多い、最も上手く収めた1枚盤として1958年録音のF.フリッチャイ盤がある、国内ではヘリオドール・レーベルで出ていた、中古で見つけた独盤もマザー盤は同じかもしれないが、ノイズ箇所が少ないのが助かる、ボリュームを上げるとDG伝統の厚みのあるバランスを損なわずカッティングしてあるようだ。
CD化されたのを聴くとマスター音源の古さが少々目立ってくる。
f f be sym 9 lp
イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)
モーリン・フォレスター(アルト)
エルンスト・ヘフリガー(テノール)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
聖ヘトヴィッヒ大聖堂聖歌隊
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
フェレンツ・フリッチャイ(指揮)
録音:1958年4月 イエス・キリスト教会 (ベルリン) ドイツ盤

演奏時間:16:44、 10:29、 17:53、 23:08(計68:14)
*第2楽章は反復省略
f f be sym 9 lp2
第1楽章、ぐっと弱奏で入り、どっしり気迫を込めた総奏が轟く、フルトヴェングラー時代がまだ残っている印象、それをステレオのセッション録音で聴ける、再現部からのクライマックスはtimpのパンチも強く白熱させる、緩急の変化も適度に行い効果的、
第2楽章、切り立てたスケルツォがまたキビキビと引き締めてくる、[268]からのffはよりパワフルに迫る、
201812070944121bc_201812090943303a0.jpg
第3楽章、ゆったりと始まり弦楽が一際味わい深く、良い音質で聴ける、この楽章にも十分熱気が入っていき、[132]ffでは金管が極めつけの高鳴りをfffくらいに放つ、
sc03 132
最後はしなやかな弦楽で閉じる、
終楽章、熱気をおびた始まり、弦のレシタティーボ、歓喜の歌のテーマなど比較的速めのテンポで進み、バリトン独唱に入る、当盤はD.F.ディースカウが第九を唱う唯一のセッション録音だそうだ、独唱陣は合唱団の位置くらいまで離れた録音が好きだが、当録音はかなりピックアップしている、行進曲風のテノール独唱が終わるとorch.になるが、ここがキビキビとたたみ込んで引き付ける、
f f be sym 9 you
you tube:ベートーヴェン 交響曲第9番 フリッチャイ(詞字幕有)

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