FC2ブログ

Classic音楽,リュート,宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

ポルタメント  

Wikipedeiaの解説によると、
【グリッサンド(Glissando)奏法 は、一音一音を区切ることなく、隙間なく滑らせるように流れるように音高を上げ下げする演奏技法をいう。 グリッサンド奏法を、主に旋律の表現のために使う場合はポルタメント(Portamento)と呼ばれる。ただし、ポルタメントが次の音に移る瞬間に素早く移動するのに対し、グリッサンドでは前の音から一定の時間をかけてほぼ等速で移行する】 とある。
弦楽器では弦を鳴らしながら次の音程へ押さえる指を滑らせて無段階につなぐ奏法で、それを表現上、意図的に使うのがグリッサンド、あくまで旋律を自然で滑らかに繋ぐのがポルタメント、と捉えている、
violin.jpg
you tube:Glissando and Portamento on the Violin
ポルタメントはヴァイオリンや二胡など弓弦系のほか、三味線やギターの撥弦系でも効果的に行われる、vnの楽譜など、port.と指示を見るが、無くても適切に行うだろう、orch.曲でもport.が一瞬あると良かったりする、ポジション移動の箇所でport.が有効なら一石二鳥だ。

アコースティックギターは完全に日本の歌謡に溶け込み、古謡的な三味線とは違った趣きを作る、洋風を取り入れたムード演歌のイントロや間奏などで、ギターはイイところを弾く^^
ちょいと入れるポルタメントが効いている、
hisame_20181220093617f81.jpg
you tube:氷雨 佳山明生
you tube:一杯の甘酒
クラシックGuitarを続けていれば、いつでも真似して雰囲気楽しめるけど、今はできなくて、ちょっとストレスである;
(*you tubeの音源には左右の位相を逆転させてステレオ効果を壊してあるものがある、外部SPを使っている場合、片方のSPケーブルを+、-入れ替えて繋ぐと正常に聴ける)

リュート音楽ではルネサンス、バロック期ともにこのポルタメントという奏法は知る限り楽譜に指示されたことは無く、当時の音楽趣味に合わない?あるいはポジション移動が音となって出てしまうのを良しとしなかったのか?ついでながら、ハーモニクスも使われない、音が裏返った失敗音、と見なされたのだろうか(リュートのための現代曲は別)。
バロックのリュートの大家S.L.ヴァイスの曲に"L'infidele"という組曲があり、ムード演歌にありそうな雰囲気が少しある?副題は今は「異邦人」と訳されるが以前は「不実な女」だった。
ポルタメントではないが、1曲目で滑らかな7連符が入るところが味である。
entree_201812201007227e9.jpg
weiss_201812200936180c2.jpg
you tube:Sylvius Leopold Weiss-Suite en La mineur-L'Infidele

一方、エレキギターでよく行うチョーキングという奏法は、フレット楽器特有で、押さえた弦をフレット上でぐっと横にずらし音程を上げる、
Guitar_bending.jpg
これはバロックluteでも行う、ただし大袈裟にはやらず、軽く音程を揺らす装飾ヴィヴラートの一種として使う。

ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村
関連記事

category: 演奏について

tb: 0   cm: 2

コメント

こんばんは。
カプスペルガーのテオルボ曲にこんなパートがありまして
blog-imgs-48-origin.fc2.com/m/y/w/mywindow/colascione_b.gif
ひょっとしたらグリッサンド?

クラギだと、グリッサンドは指を滑らすだけ、ポルタメントは滑らせた後に弾弦、と説明されることがありますね。

リュートの奇士 #nLnvUwLc | URL
2018/12/20 23:22 | edit

奇士さん こんばんは

>カプスペルガーのテオルボ曲
同じコース上だけど、0→1はスラーであとは9までグリッサンドとして、間のポジションを全部書くかなあ?でも指替えしてスラーで行くのも大変無理そうだし、
さすがリュートはわかりにくいです(笑)

ふつう使うのは後に弾弦するポルタメントってことですね、後で弾弦しないのは収りにくいので特殊な気がします。






michael #xNtCea2Y | URL
2018/12/21 00:02 | edit

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://micha072.blog.fc2.com/tb.php/2087-03c3936f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

最新記事

最新コメント

カテゴリ

最新トラックバック