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Michael: Classic音楽,リュート,宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

蝋燭の科学 1  

蝋燭や白熱球スタンドの灯りは温もりがあって落ち着いたムード・・のような錯覚?を起こすが、こんな暗い照明で過ごそうとしても不便だし不安である;
結局、昼光色の明るい照明をつけてしまう; 
音楽を聴くときもじっとしているだけだが、部屋全体が明るくないと視力もぼやけ、逆に集中できない、歳は十分黄昏れているし、馴れないことはやらないほうがいい^^;
201601012.jpg
マイケル・ファラデー(1841-1842)が書いた「蝋燭の科学」という本はためになると聞いていたが、まだ読んでいない、蝋燭に火が点っているという1つの出来事に、ファラデーの時代にわかっていた科学のあらゆる分野で説明した本のようだ、21世紀の今ならさらに多くの解説が加わるはずだ、
蝋燭は固体だが、着火の際の熱で可燃物質が気化して周囲の酸素との結合が始まり、点火する、そのあとは熱による上昇気流で気化燃料と酸素が昇ってくる、また炎の放射熱が蝋を液化させ次の燃料が芯を昇ってくる。
炭素が燃焼してCO2、水素も含むのでH2Oも発生する、
蝋燭の炎の外見は筆の穂先のような形だが、内部から外部までいくつか層が分かれていると見たほうがいい、最も内部で芯のすぐ上あたりが炎心、穂の中央付近の最も明るい部分が内炎、その外側を囲むのが外炎になる、
candle 01
じつは外炎が酸素の補給を最も受けるので完全燃焼して高い温度(1200℃前後)になり、青い光を発するが、その層が薄いので、内炎の出すオレンジ色が圧倒する、プリズムを透せば色を分けて見られると思う。外炎の根元は暗いが内炎の光がないので青い色が見える、内炎は不完全燃焼で、炭素の微粒子である煤(スス)が発生しており(固体である)、この炭素粒子が熱放射によってオレンジの光を出すが、光の量は最も多く明るい部分となる、
炎心は液化して芯を昇ってきた燃料が気化して燃焼の準備がされたところで温度は低い、
以上は重力のある地球上で上昇気流があって出来る炎だが、無重力の宇宙船内で、蝋燭に着火すると、気化物と酸素で丸い炎が一時生じるが、上昇気流が起きないのですぐ消えるそうだ。
candle nasa
無重力での蝋燭:NASA画像
-続く-

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category: 科学・自然・雑学

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