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Michael: Classic音楽,Lute,宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

モダンな古楽器  

現代の演奏環境で、本当に昔のままの楽器を再現するのは難しい面が多々ある、まず、現代の聴衆は音程は正確で当り前という耳をもっている、時折取り上げるトランペットも本来は仕掛けなしのまさにナチュラル管であったが、現代は音程補正孔(ベントホール)が設けられたtrpが、一応古楽器に位置づけられている、音色は殆ど遜色ないようだが、両手を使うため、このような歴史的演奏姿勢はとれない^^; 
trumpet 2

リュート属の楽器は100%昔のまま、を目指すと、忠実な複製楽器に総ガットで弦を張ることになるが、これも現代の公開演奏では難しいようで、レコーディングで使われるくらいだろう、
できるだけオーセンティックな響きで、扱い易い弦が欲しいという、たぶん世界中のリュート弾きの希望に応えてきたのがAquila社のようだ、それには試行錯誤の歴史がある、
J.リンドベルイが1992年に録音した、バッハのリュート作品全集より、
j l bach lute music
you tube:J.S.Bach Suite in E minor Bwv 996 -Jakob Lindberg- II.wmv
この録音の楽器には当時Aquila社が歴史的低音弦として再現したローデド・ガットが使われ、これはガット素材に金属で重量を加えたものらしい、他の弦もガットで揃えてある、ローデドgutは音質的には成功していたが、均質に作るのが難しいのか、何本か試したが振動不良で使えないのが多すぎた、
L Gut
ローデド・ガット
またガット製ゆえに湿度によるピッチの狂いも大きい、短期間で製造を終了した、その意味でもリンドベルイの録音は希少である・・この頃から25年程も経っているのがウソみたいだ、そりゃ白髪も増える^^;近年になって、合成素材によるローデド・ナイルガットが作られ、ようやく問題点は解消されてきた、
L NG
ローデド・ナイルガット
出たばかりの頃は切れやすいという初期の問題があったが;それもどうにか改良された。
13c lute

PS.バッハが所有していたとされる、ラウテンヴェルク(リュートハープシコード)も楽器自体が残っておらず、実際どんな楽器だったか正確には不明だ、想像復元された楽器で、録音に使われた楽器にはハープ、リュート、ガンバ用など様々な弦が使われているようだ。
Lute Harpsichord
you tube:Lute Suite in E Minor, BWV 996 :
IV. Sarabande
V. Bourree
VI. Gigue

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