FC2ブログ

Michael: Classic音楽,Lute,宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

オクターヴ跳躍 <追記あり>  

楽曲の旋律を聴いていて、オクターヴ上がる跳躍は伸びやかで心地よい、またオクターヴ下がる所は懐深く感じさせて、安定感がある、
"跳躍"という言葉は上に上がる意味なので、大きく下がるのは"急降下"になるだろうか、
 
oct.上げて高域へ跳躍するのは器楽でも声楽でも聴かせどころ、よく取り上げるトランペット作品ではそういう魅力で攻めてくる
201812081005244cb_20190110090242913.jpg
you tube:Michael Haydn - Trumpet Concerto No.2 in C-major
楽器の音域の都合で上げ下げを余儀なくされることもある、オーボエ属(ダブルリード)の楽器は広い音域を取るのが難しいようで、オクターブ移動がよく行われる、
雅楽の篳篥(ひちりき)も高い方へ行けなくて(あるいは甲高い音を避けて)、oct.下げる、寄り添って吹く龍笛(りゅうてき)は余裕なので上に昇る、ただし区切りのよいところで下がる、越天楽の主旋律を聴いているとわかる。
etenraku you
you tube:Japon | Gagaku [1987, Full Album]
これと同様のことが古典派の管弦楽でも見られる、モーツァルトのSym No.36「リンツ」メヌエットのトリオ[14]、このままvnと平行して行くとobは出せない低域に至るので、結構早い段階でoct.上げている、裏拍で上げると不自然さが減る。
moz sc03 09
you tube:Mozart - Symphony No. 36, K. 425 "Linz"

PS.そういえばハイドンのSym No.87ではメヌエットのトリオ後半でobの難しい高音を聴かせるところがあった、跳躍ではないが;
sym 87 sc03 53
you tube:Haydn Symphony No 87 A minor, Antal Dorati 3rd(trio)

バロックのバス旋律は終止の前にoct.下げる動きを語尾の決まりのように行う、
handel_20190110090246a84.jpg
ヘンデル:リコーダー・ソナタ変ロ長調 HWV377より
you tube:Handel. Recorder Sonata B flat major, HWV 377
バロックluteのバス弦が増えたのもこうした低音の大きな動きを可能にした結果と思われる。
13c lute
またバロックではバス旋律が高い方に昇っていく場面がある、そこは高揚、緊張のところで勝手にオクターブ下げたりしてはいけない。

ご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村
関連記事

category: 演奏について

tb: 0   cm: 4

コメント

こんにちは。

雅楽まで引き合いに出す幅の広い考察,さすがですね。
譜例のリンツですが,旋律内7度の跳躍は色気があってすてきですね。演奏する方も気持ちを載せやすい音型です。
ここでは音域の制約よりも,音色を重ねていって,この跳躍部分から,さらに華やかに音色を足していく効果をねらったんじゃないかとも思えます。
いずれにしても,さりげないところに曲の印象をすてきなものにする効果が隠されているんですね。

リキ #KLtzAfy. | URL
2019/01/10 19:46 | edit

リキさん こんばんは

確かにここでobを跳躍させて音の輝きを狙ったのもある、と思って書くのを忘れていました;フォローありがとうございます。他パートと一緒にただ下がったんじゃつまらないですね。
雅楽は文化的には隔たった音楽ですが、楽器の機能を曲に乗せる工夫は似たことをやっているなと思ったしだいです。

michael #xNtCea2Y | URL
2019/01/10 20:20 | edit

遅れてしまいましたが、ことしもよろしくお願いいたします。
自治会の役員やらお忙しくお過ごしのようで、大変ですね。私も何かしら地域の役を毎年のようにやっています。そんななかでもお元気で音楽を楽しんでご様子で安心いたしました。

岩井 裕来 #lM7E1sGg | URL
2019/01/11 10:35 | edit

岩井さん こんにちは 今年もよろしくお願い致します。

昔からの伝統も継続できればいいですが、若手は勤めで精一杯だし、年寄りは体力ないし、なかなかしんどいです;

今年も元気で音楽活動ができるよう、祈りたいですね。

michael #xNtCea2Y | URL
2019/01/11 14:37 | edit

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://micha072.blog.fc2.com/tb.php/2108-405b4373
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

最新記事

最新コメント

カテゴリ

最新トラックバック