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太陽系最遠:探査と観測  

太陽系外縁天体で、観測および探査史上最も遠い天体が相次いで捉えられた、
まず、12月25日、観測史上最も遠い小天体2018VG18が発見された、「ファーアウト」と愛称がつけられたこの天体は米・カーネギー研究所のScott Sheppard氏らがすばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラで捉えた、距離は120au、(1auは太陽から地球までの平均距離でその120倍=180億kmになる) 
2018VG18 a
動画:すばる望遠鏡サイト
この天体の大きさは直径約500kmで準惑星サイズ、氷を含む外縁天体の特徴でピンクがかった色彩らしい、
2018VG18 b
2018 VG18 の想像図 (資料:Roberto Molar Candanosa / カーネギー研究所)
それまで最遠で知られていた準惑星エリス(96au)より遠く、太陽を廻る公転周期は1000年程と見られる、非常にゆっくりなため、正確な軌道を掴むにはまだ数年かかる、他の外縁天体のように「プラネット9」の存在を示唆する偏った軌道の一群に属するのか?注目される。
Planet 9
仮称 プラネット9の軌道予想図

もう一つ、こちらは人類が探査機で接近撮影した最も遠い小天体だ、
探査機ニューホライズンズが1月2日太陽系外縁天体2014MU69に到達、時速5万km以上でフライバイ飛行しながら3500kmまで接近して撮影した、2014MU69は太陽からの距離約65億km(43au)で直接探査を行った最遠の天体となる。
2014 MU69 a
ニューホライズンズが最接近の30分前に2万8000kmの距離から撮影した2014 MU69(資料:NASA/Johns Hopkins University Applied Physics Laboratory/Southwest Research Institute)
動画
直径約19kmほどの球体と約14kmほどの球体が緩やかに衝突し、くっついたものと思われ、雪だるま(又は落花生)形になっている接触連星である、色はやはりオレンジがかったピンクのようだ、「ウルティマ・トゥーレ」と愛称がついた。
2014 MU69 b
13万7000万kmの距離から撮影された左の色のデータを合成して作られたカラー画像

太陽の光も距離の2乗に反比例して弱くなっていく、太陽と地球の距離が1auなので、火星(1.52au)での明るさは1/2.31になる、土星(9.55au)では1/91.2、冥王星(39.44au)では1/1556、そしてファーアウト(120au)は1/14400という暗さでしかも小さな天体だ、その反射光が望遠鏡で捉えられるとは凄いと思う。

ご覧いただき、ありがとうございました。

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