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古典派の短調:Vanhal Sym C minor  

短調には何か訴えかける様相があり、作曲者の私的な一面が色濃く感じられ、長調作品以上に個性が出る気がしてそこが興味深い、
短調の第1主題は簡潔で力のある素材で書かれる例が多いが、今日取り上げる、ヨハン・バプティスト・ヴァンハル(1739-1813)は流麗で表情的な主題で始まる曲が多い、ヴァンハルはボヘミア出身でハイドンと同時期、ウィーンで活躍した人気作曲家で、特定の雇い主に仕えない最初のフリー作曲家だったとされる。 
Vanhal_20190129105319b14.jpg
Johann Baptist Vanhal
ヴァンハルは結構、短調交響曲を書いているが特に傑作と思う交響曲 C minorを取り上げる、全楽章、短調で書かれているのが特徴、なお参考スコアはなかったので割愛。
手持ちの音盤ではケヴィン・マロン指揮、トロント・カメラータが良いと思う。
k m van sym c minor 01
第1楽章から親しみやすい、trp、timpが加わっているのも特徴で力感も聴かせる、またこの曲でも第2主題らしいものがない、展開部はハイドンのようなポリフォニックな書法はあまりないが、再現部を含め味わい深い運びで結ぶ、
第2楽章、ハイドンとはタイプが違う緩叙楽章で、優美にまとめる。
メヌエットも旋律美をもった主題である、トリオもメヌエット主題の一部で書かれている、
終楽章、急速感と力感をもった楽章だが、ゴツゴツした感覚はない、展開部、再現部も魅力な聴きどころとしている。
以上、旋律美の作曲家と言えるような作風だ。

you tubeはマティアス・バーメルト指揮、London Mozart Players による演奏、全楽章続くように挙げてある、ただし楽譜は原典と違う音があるようだ、
van sym c minor you
van sym you
you tube:Johann Baptist Vanhal, Symphony in C minor, I Allegro moderato

ご覧いただき、ありがとうございました。

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category: J.B.ヴァンハル

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