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クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

古典派の短調:L.Boccheriniの作品  

バロック期も古典派期もそうだったが、当時はヨーロッパ全土が公式な音楽は同じ文化圏のように共通様式で書かれていた、特にイタリアは流行の発進地でもあったようだ。
ルイジ・ボッケリーニ(1756-1805)は名前はよく聞くが、作品はあまり知られていない、自国に居た頃は当然イタリア流儀で作品を書いていた、 
LBoccherini.jpg
Ridolfo Luigi Boccherini
一つ興味深いところで、「悪魔の館」の副題を持つ交響曲がある、3つの楽章の終楽章がまさに悪魔の館を思わせる、序奏部がある、
l bo sym you
you tube:Boccherini: Symphony No.4 in D Minor, Op.12 No.4, G.506 - 3. Andante sostenuto - Allegro con molto
さてボッケリーニは1769年からスペインに移り、王室の皇子付き奏者兼作曲家となった、スペインだけは国際色に染まらず、自国の音楽趣味を好んでいたのか、ボッケリーニも古典派期の技法を活かしながらも、スペイン風の曲を書くようになった、特にその短調作品はハイドンらの趣きとかなり違う、
一例で弦楽五重奏曲イ短調op.25-6を挙げる、エウロパ・ガランテの演奏、
bo fan you
you tube:Boccherini / String Quintet in A minor, Op. 25 No. 6 (G. 300)
表情豊かな主題が用いられ、室内楽としても充実した書法を聴かせる。
第1楽章ではチェロが弓を弾ませる奏法(リコシェ)で、ギターのラスゲアート奏法を模した効果を出す。
またフラメンコの舞曲の一つである"ファンダンゴ"も彼の有名曲の一つ、ギター五重奏曲No.4 G.448の終楽章である、
b fan
you tube:Quintetto IV "Fandango"
エウロパ・ガランテは弦楽もギターも古楽器で良い響き、タンバリン、カスタネットも後半で加わる、こういうのも日本人好きかな^^

因みにボッケリーニの先輩的存在がバロック期にもいる、ドメニコ・スカルラッティもイタリア出身だが、スペイン王室に移り、ご当地の音楽に染まったようだ、これはギター音楽風のファンダンゴを鍵盤に書いている、まずイントロがある、
d s fan you
you tube:Domenico Scarlatti Fandango in re min
国民楽派の走りはD.スカルラッティかもしれない、

Fandango-chasselat.jpg
*ファンダンゴ:聴くのは好きだが、筆者自身はこういう曲をやる柄ではない;

ご覧いただき、ありがとうございました。

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category: L.ボッケリーニ

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コメント

こんばんは。

ボッケリーニといえば、有名なメヌエットぐらいしか知らなかったので、思わず他の作品を調べてみました。
今日、聞かせてもらったすべての曲は、私がこれまで抱いていたイメージの、バロック時代の作品とはだいぶ異なりました。
バロック時代にも、こんなに多彩な曲がたくさんあるのだと……。
じゅぶん楽しませてもらいました。
ありがとうございました。

yamashiro94 #- | URL
2019/02/01 18:39 | edit

こんばんは。

ぼくも,ヴァンハルといい,ボッケリーニといい,交響曲の存在を知らなかったので,とても新鮮でした。新しいことを汁のは,いくつになっても楽しいです。

リキ #KLtzAfy. | URL
2019/02/01 19:59 | edit

yamashiroさん こんばんは

私も初めてボッケリーニのこれらの曲を聴いて、本当に古典派?と
あまりに異例な気がして驚きました。

バロック期のバッハを凌ぐ有名作曲家で名前だけは知られていたけど、
ある事情があって、長く楽譜が公開されず、近年になってようやく演奏
されだした、という人もいます;そんなところ興味湧きますね。

michael #xNtCea2Y | URL
2019/02/01 23:28 | edit

リキさん こんばんは

古典派は皆が同じ様式で似たような曲を書いていますが、その中に
個性があって、未知の作曲家の良い曲を探すのも一つの楽しみと
なっています、また取り上げたいです。

michael #xNtCea2Y | URL
2019/02/01 23:32 | edit

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