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Michael: Classic音楽,Lute,宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

古典派の短調:Haydn Sym No.78  

音楽を充実して聴かせるために様々な形式がある、日本の歌謡曲、J-POPでも概ね決まった形で起承転結を持たせたように書かれ、クライマックスを「サビ」と呼んでいる、いつ頃からか、曲の始まりにサビの部分を聴かせて引き付ける曲も出てきて「サビ始まり」と言われる、
サビ:「侘び寂び」の寂びではなく、ワサビが語源らしい。
例はこれくらいしか思い付かなかった; 
you tube:松田聖子 青い珊瑚礁
you tebe:星の砂 小柳ルミ子
you tube:埠頭を渡る風 松任谷由実
「埠頭を渡る風」は曲中にもう一つ、もっと強調される部分があるようだ、
「氷雨」はサビ始まりではなく定型どおりだが、
you tube:氷雨 佳山明生
サビの後のコード進行がじつは一番よいところだったりする^^
hisame_2019020410365927b.jpg

さてクラシック、古典派の頃にソナタ形式が完成して、最も整った形式だが、バロック期の2部形式にもその前進的要素はあった。曲の頭でいかに聴き手を掴むかも重要、簡潔な動機で力強く始めるのも手だし、pで始めfの総奏を持ってくるやり方もある、
またバロック期のパッサカリアのように起承転結がなく、1つの主題を和声進行も変えず延々変奏していく、
you tube:Johann Sebastian Bach: Passacaglia in C Minor BWV 582 (Pedal Harpsichord)
というのも違う効果で深みに誘う、のちに効果的に復活させたのがブラームスだ。

最後に古典派の短調で、ハイドンのSym No.78 C minor、
オッタヴィオ・ダントーネ指揮、アカデミア・ビザンチナのエッジの立った演奏で、
hay s78 you
you tube:Haydn: Symphony no. 78 in C minor (Dantone)
第一楽章は充実した魅力で、まず第1主題の張り詰めた動機で始まり、
sc01 01
[16]から流麗になる、ここは先日のヴァンハルのような趣き、
sc01 16
提示部最後[55]で変ホ長調で出るのが第2主題のようだ、音形は「運命の動機」を思わせる、
sc01 55
展開部では2つの主題が重なって対位法的な魅力で迫ってくる、
sc01 87
再現部はもう一つの展開部のように聴きどころが続く、これもハイドンが最も高みに達した短調楽章に思う。

ご覧いただき、ありがとうございました。

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category: F.J.ハイドン

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