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Michael: Classic音楽,Lute,宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

絶対音感とは  

CDには時間もデータとして入っており、再生速度は正確だが、回転速度が正しくないレコードプレーヤーなど絶対音感をもつ人には狂ったピッチで聴けたものではないのだろうか、
絶対音感をもつ人の身になってみないと本当にわからないが、これが音楽をやる上で有利なことも多いが弊害となることもあるそうだ。うちの長男もピアノを習った際、ある程度音高が頭に定着したようだが、べつに必要があってやってはいない。
【移調楽器や現在の基準音(A=440~442)に設定されていない楽器(古楽器等)を演奏する場合、出ている音と譜面の音が一致していないと感じて、演奏に抵抗を感じることがある、
なお現代の標準ピッチ:A=440Hzは1939年、ISA(万国規格統一協会国際会議)で決まった・・Wikipedia】
 
仮にA=440~442hzを基準に音高が脳に定着しているとして、標準ピッチ(440)、バロックピッチ(415)、ヴェルサイユピッチ(392)を比較してみる、
A= Hz
線でつないだ音高はほぼ一致する
表左の現代の標準ピッチでヘ長調で演奏すればそのとおりに聞こえる、約半音低いバロックピッチA=415hzで演奏したらホ長調に聞こえ、さらに半音低いヴェルサイユピッチA=392hzで演奏すれば変ホ長調に聞こえる・・ということか、
F E Es
ただし本人が標準ピッチでない楽器を演奏しようとすると、記された音符と出てくる音が違い、抵抗があるのかもしれない。
上記のバロックピッチやヴェルサイユピッチは現代における古楽のための便宜的な標準ピッチと言えるもので、これらは現代ピッチに対しおよそ半音単位でずれている。この半音単位からも外れる自由なピッチ(A=400とか、A=430とか)はどの音高にも該当しないピッチになる。バロック期など、国際的な標準ピッチが定まっていなかった頃は国や地方により、まちまちだったそうだ、残されたオリジナルの管楽器等から探れるだろう、

リュートのような独奏の多い弦楽器は自由なピッチで手持ちの楽器が最も鳴りやすい音高(又はテンション)に合わせるのが理に叶っており、現代でも任意のピッチを選ぶ奏者がいる、たぶん絶対音感は持たない人だろう、しかし聴き手の中に絶対音感のある人がいたら、何調にも当らない狂った音高なのだろうか。
7c lute02

orch.の総譜にはクラリネット、ホルンなど実音ではなく、演奏に都合よく移調して書かれたパートがある、またバッハの無伴奏vc組曲では変則調弦の曲があり、楽譜は実音ではなく、通常調弦だった場合の弦上のポジションを示す書き方がされている、歴史的にはそれで不都合な人はいなかったということか、
あのモーツァルトも相対音感はあったが絶対音感は持たなかったと言われる、国際標準のなかった当時、各国を演奏旅行して、そりゃ持ちようがなかったと思うが。

ご覧いただき、ありがとうございました。

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category: 演奏について

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コメント

こんにちは
音楽をやっている人の集団に近づくと
絶対音感を持っている人に遭遇しますよね。
多分彼ら標準のA=440Hzにチューニングされているから、
バロックとか、ピッチくるってるアナログ盤とか許せないんでしょうね。
許せないと書いてる人もいました。
音楽聞くのには邪魔かもしれず、そんな能力なくてよかったかな。

unagi #- | URL
2019/02/26 09:49 | edit

unagiさん こんばんは

手持ちの楽器は大抵A=415hzにしていますが、調が違って聞こえるという人がいました、
20世紀始め頃、仮の標準として440で作られた楽器が多かったので、そのまま公式な標準になったようで、便宜的ですね。
昔の電子チューナーは440で固定でしたが、やがて415にも対応した機種が出て、今は1Hzずつ変更できるのが普通のようです、電子チェンバロも同様です。

michael #xNtCea2Y | URL
2019/02/26 21:00 | edit

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