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J.ギボンズ:モーツァルト pf協奏曲24番  

このところ、モーツァルト、ハイドンの名作どころを聴き控えていたので、たまには思い切り聴きたくなります;
モーツァルトのピアノ協奏曲といえば、22番やこの24番がシンフォニックな魅力をもつ意欲作で一番好きですね、晩年の27番やクラリネット協奏曲は美しい傑作に違いありませんが、やや枯淡の雰囲気で、今一つです。
今日はジョン・ギボンズ:pf、フランス・ブリュッヘン指揮:18世紀Oのピアノ協奏曲24番、これもかなり前に購入したものですが、1986年 オランダ(ライブ)、ブリュッヘン:18世紀OのPHILIPS録音はこの頃が一番気に行っています。

moz pf con24

この曲はオケ・パートの充実により交響曲40番も凌ぐような短調の深いダイナミズムも聴かせます、なんたってtimpも入ったフル編成ですしv
第一楽章、深刻なテーマでまずオケによる前奏、怒涛が押し寄せては引く、そして切れ味良く、ブリュッヘンの表現と迫力は並のモダン・オケ以上に素晴らしい、pfソロが孤独な別のテーマを弾き始めます。インテンポに弾き流すことなく、語るように溜めを入れて進めます。ピアノに寄り添ったり掛け合ったり、木管が聴かせる部分が多いです。カデンツァはギボンズ作で、対位法的な手法も入れ、美しくまとまっています。ピアノのアルペッジョとともに静かに終わります。
第二楽章、ラルゲットは変ホ長調となり、ピアノ・ソロと対等なくらい木管のハルモニーが聴かせどころとなります。この豊かな楽想を聴くと、この分野はモーツァルトに任せるのがよいと手を引いてしまったハイドンがわかる気がしますね。"純"古典派の域を超えているようです。
第三楽章、ハ短調に戻り、変奏曲形式です、ここでもピアノと木管群の対話のように交互に活躍、またトゥッティのシンフォニックな魅力も忘れずに、発想の尽きることのない変奏が重ねられ、終わりぎりぎりまで満遍なく聴かせ、トゥッティで一気の締めくくりをします。
ギボンズの使用楽器はアントン・ワルター(1795年頃)の復元楽器だそうで、余韻豊かで透明感のある響きが魅力。
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category: W.A.モーツァルト

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