Micha クラシック&リュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

ホグウッド:ベートーヴェン交響曲「田園」  

古楽オケのベートーヴェンに耳が馴染んだところで、今度はホグウッド指揮:AACによる交響曲6番「田園」です。これも購入時3200円というものでした。
弦楽は 1st vl-8、2nd vl-7、va-5、vc-5、db-5、それに二管編成で古楽オケでは最大規模でしょう、1987年録音、コンサートマスターはロイ・グッドマンが務めています。管楽器群も名手揃いのようです。(グッドマンはこれより前にハノーヴァー・バンドを指揮してベートーヴェンを録音してるんですけどね)

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弦が倍になれば音量も倍になるということはありません、各パートの響きが太くしっかりするくらいですね。
各楽章のテンポ設定はカラヤンの演奏に近いです。
第一楽章、快速ぎみで、やや弾む感じの演奏、弦楽の涼やかな響き、ナチュラル・ホルンの牧歌的な響きが一段と「田園」風景をイメージさせます。展開部ではじめて弦の強奏がありますが結構ボリュームが出ます。
第二楽章も遅すぎないテンポですが、弦のレガートな演奏がまさに「小川のほとり」です。弦の流れの上に、管が交互に聴かせますが、フルート、オーボエ、クラリネットともに上手いです、最後の鳥達のさえずりも木管がまさに木質で美しい。
第三楽章、「田舎の人々の集い」は快速で切れ味よいリズム、ホルンの豪奏が痛快。
第四楽章、「嵐の描写」、ここを最強音に設定した演奏で、トランペットやトロンボーンはモダン楽器と変わりなく強奏が可能なうえ、響きが透明で鋭い、弦もここでかなりの音量を奏で、十分な迫力を出します。
終楽章、ここではゆったりテンポをとり、喜びや祈りを表します。弦はさすがに増強しただけ、強弱が幅広く表現されます。古楽流の奏法ながら懐深い表現が感動的。強奏音でも透明感は失わず、各パートがよく聴こえるのもいいです。

コリオランとエグモント序曲も入っていますが、コリオランがブリュッヘン盤同等に迫力があっていいです。
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