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クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

C.アバド:Beethoven Sym No.7(BPO盤)  

20世紀流の重い衣装を脱ぎ捨てた演奏はアーノンクールが先駆であろうが、それまでの演奏習慣を白紙にして、作品の素(す)の良さを探る方に目が向けられるようになった、古楽指向ではなくとも、こうしたピュアな演奏が今は普通になり、有名指揮者の中でいち早く実践したのがアバドだった気がする、晩年になるほどその傾向は強まった。 
久方ぶりにアバドのベートーヴェンSym No.7で、1999年録音、BPO盤を取り出した、全楽章速めで旧盤より時間も短くなっている。
abbado be sym 7 bpo
クラウディオ・アバド指揮
ベルリン・フィルハーモニーO
1999年 DG

第1楽章、orchサウンドは全体に軽量、身軽になった感覚で活気に満ちている、長く充実した序奏部があり、模索するように主部の第1主題が現われる、このリズムパターンが楽章の基本因子となる、
sc01 63
[164]から出るvn2とvaはこれを切れ味良くしたもので、ここがくっきり聴けると引き締まる、
sc01 159
低音部や管の響きは明確、弦の内声も聴きやすく、展開部では木管、金管、timpがぐっと押し出して効果をあげる、
第2楽章、アレグレットは木管の和音のあと低音弦は淡々と始める、繰り返しは微かなppで行い、va、vnへとテーマが移るにつれBPOの優美な弦の味わいになる、びしっとした表現も加え引き付ける。
第3楽章、スケルツォは弾むように快活、トリオではtrpとtimpが付点を強調し[477]、高らかにパンチを効かせる、
sc03 470
終楽章、アバドは急速で、セッション録音ながら白熱した緊迫感が伝わってくる、BPOの合奏の上手さはもちろん、きっちり制動のかかった心地よさで引き付けていく。
この盤は通常より少しボリュームは上げぎみがよい、
abbad be s 7 bpo you
you tube:Claudio Abbado - BEETHOVEN : Symphonien 7 & 8

14年前のVPOを指揮した録音との違いは明確である。
abbado be s 7 vpo you
you tube:BEETHOVEN: Symphony No. 7 in A major op. 92 / Abbado ・ Wiener Philharmoniker

ご覧いただき、ありがとうございました。
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