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落語:佐々木裁き  

落語に登場する子供というのは、たいがいちっとも可愛くない、大人の腹の内を見透かして手玉に取る、妙な事だけ物知りだったりする厄介な子供ばかり;
「真田小僧」やら「初天神」「正月丁稚」などお馴染みだが、上方の話しで「佐々木裁き」というのも面白い、
東では名奉行、大岡越前が登場する話があるが、西でも幕末頃、実在の町奉行:佐々木信濃守顕発(ささき しなののかみ あきのぶ)がこの話の題名に入る、
shirasu.jpg
大阪へ赴任してきた町奉行の信濃守は町人と役人との間に贈収賄が横行しているのを払拭したいと考えていた折り、
信濃守が供を連れ町を見回る途中、子供達が役人、罪人の役に別れ「お白州ごっこ」をしているのを目撃する、時の町奉行、信濃守役をやっている子(白吉)が裁き、子供同士のやり取りながら、妙に機転が利く・・
白吉が家に帰り、遊びでお奉行様の真似などすな、と父親が叱っているところへ信濃守の遣いが訪れ、父親と白吉に町役付き添いで奉行所へ出頭するよう申し渡す、
呼ばれた大人達はびくびくしているが、当の白吉は平気、奉行所の役人全員が同席する異例の白州だった、白州が始まり、白吉は奉行の傍に上がるのを許され、奉行が問う難題に頓知を効かせて見事に応じる、このあたりは「一休さん」である、やがて、その場に同席させられた、脛に傷持つ役人らが冷や汗をかく方向に話が転じる・・

今日は桂米朝と桂枝雀、師弟の「佐々木裁き」、それぞれの持ち味で聞くのがまた楽しい、
beicho you
you tube:桂米朝師匠の落語「佐々木裁き」
米朝さんの枕で「よろめきドラマ」という昭和らしい用語が出てくる、よろめきとは今で言う「不倫」というやつで(どうでもええがな)

shijaku you
tou tube:昭和の爆笑王、桂枝雀「佐々木裁き」
誰が考えたんか、「飴振って痔固まる」 これは笑うv

ところで、古典落語の台本が書かれた単行本を買った、ひとまず江戸落語の名作どころ、
rakugo.jpg
これを好きな落語家がやっているのをイメージしながら読んでみたり、噺を大阪弁に替えたら、どないなるやろ、と多重に楽しめそうだ^^

ご覧いただき、ありがとうございました。
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category: 落語

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コメント

落語奥が深いですね。

michaelさん、こんにちは。

ご紹介された二つ聴いてみました。「佐々木裁き」という落語は初めて聞きましたが、どちらも面白く聴くことができました。落語はたまに飛行機の機内でしか聞かないのですが、枕の部分ですでにすごく面白い人がいたり、そうでもなかったり(笑)、噺家の個性がそれぞれにあって奥が深いです。どぎつい漫才とは違って奥ゆかしい笑いが良いですね!

ばけぺん #- | URL
2019/06/02 11:15 | edit

ばけぺんさん こんばんは

古典落語は話がうまくできていて、何でもない日常の穏やかさもあって、米朝さんが落ち着いた人物、店の主人とかご隠居さんをやるとほっとして、奥ゆかしい雰囲気です。
東京版の「佐々木政談」という同じ話があって、また記事にしたところです^^

michael #xNtCea2Y | URL
2019/06/02 17:19 | edit

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