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Michael: Classic音楽,Lute,宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

J.リンドベルイ:S.L.Weiss Lute Music II  

リュートや古楽のCDはTOWER RECORDSさんに頼むが、取り寄せで入荷するかどうかわからないものが多い;忘れた頃に届いたりする、今回届いたのはJ.リンドベルイのヴァイス:リュート音楽IIで大作のソナタを収録している、 
j l weiss sonata 03
シルヴィウス・レオポルト・ヴァイス Lute Music II
ヤコブ・リンドベルイ:Lute
BIS 2009年

リンドベルイのヴァイスの前アルバムではオリジナル楽器にガット弦を張った演奏で楽器の音にも味わいがあった、今回は2009年の録音でマイケル・ロウ作の13コースlute、弦は1コースがナイロン、あとはAquilaの"NG"と巻弦"D"のようだ、まあ2009年頃というと、ローデドNGもなかったし、こんな組み合わせが多かった、BISの録音が鮮明なだけに1コース(ナイロン弦)のペランとした音質が目立ってしまう、
1曲目のSonata No.39 ハ長調はフランス風序曲をもつ、クーラントやサラバンド、終曲のプレストなど長大である、リンドベルイはいつものように端正で落ち着いた演奏、序曲はグラーヴェに続き、アレグロはストレッタのフーガで緻密に書かれている、バス弦によるラインは特に消音を行なわず前楽章大らかに聞こえる。
2曲目に入った、「ロジー伯の死を悼むトンボー」も弱奏基調で深遠な味わい。
3曲目はSonata No.50 変ロ長調、これも計30分の大作、ヴァイスの舞曲等は前半後半の二部だが、後半には転調で引き付ける展開部的要素があり、ソナタ形式の前身のようだ。

*ここで聴いた Sonata No.39 ハ長調ほか、特に今村泰典の演奏に匹敵するものは他になく、鍵盤曲のように徹底したバスラインのコントロールで音楽が引き締まる、
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you tube:YASUNORI IMAMURA - Silvius Leopold Weiss, Sonata No 39 C Major "Grande Partita"
*興味深いところで、鍵盤による演奏(序曲のみ)もあったが、今村氏のリュートのほうが快調である、
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you tube:Sylvius Leopold Weiss (1686 - 1750) Sonata No. 39 in C major, Ouverture and Allegro
20190323.jpg
sonata no.39 序曲より

「ロジー伯の死を悼むトンボー」は初めて録音で紹介したのは、ギターのA.セゴビアだろうか、意外に古くから知られているが、6弦のギターでは音域不足をもろに感じてしまう、この曲はどう捉えて表現するか難しい、これまで聴いたなかでは、エドアルト・エグエスの鬼気迫る演奏が強く印象に残る。

ご覧いただき、ありがとうございました。
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category: S.L.ヴァイス

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コメント

ナイロン

春ゼミが鳴き始めました。
シャントレルと呼ばれるコースにナイロンを張るのは致し方ないとはいえ、半年位は切れない、湿度に強いガットはできないものでしょうかね。無い物ねだりですが。
鍵盤のヴァイスは、輪郭が良く分かり、なかなか良いと思います。コメントも好意的ですね。

老弾 #- | URL
2019/06/04 13:55 | edit

老弾さん こんにちは

弦の素材開発に最も積極的なのはAquilaのようで、低音のローデドNGは待ち望んだ製品に思います。シャントルレ用にナイロンは軽くて明るすぎ、NGはパシャっとしすぎ、もっと音にコシのある理想的な新素材が出来るといいですね;
以前、楽譜ソフトにこの序曲を入力し、MIDIのチェンバロ音で再生すると、くっきり聴きやすかったです^^

michael #xNtCea2Y | URL
2019/06/04 15:59 | edit

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