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ハイドン:Sym No.54 (Second version)  

ハイドンのSym No.54、これも演奏やレコーディングの機会が少ない作品だが、当時としては完全に2管が揃った(fl:2、ob:2、fag:2、hor:2、trp:2、timp、弦楽)、最大編成の曲で内容の充実も注目、またfagに独立したパートを与えた最初の曲になる、
20190612.jpg
第1楽章はフランス風序曲のように付点を持たせた荘重な趣き、主部に入り、第1主題は弦が弾いているが、管の響きに隠れがちになっている、綺麗でも刺激的でもない簡潔な主題は発展性があり、ハイドンらしいエスプリを秘めている、
展開部は[70]から[129]に渡るが、[90]のフェルマータに続くのは疑似再現であり、
sc01 88
[110]から短い対位法を聴かせる、再現部も聴きどころである。
sc01 109
第2楽章、アダージョ・アッサイはハイドンの全Symの中で最も演奏時間が長い、後半の反復を行なえば約18分、省略しても12分程になる、疾風怒濤期の静謐な緩叙楽章を最も高めた内容で弱音器付きのvnほか全楽器の溶け合うホグウッド盤が素晴らしい、穏やかな気分で白昼夢を見るような音楽は後半でより深くなる。
メヌエット Allegrettoはvnに前打音がつき、跳びはねるユーモラスな主題で一転させる、
sc03 01
終楽章、Prestoも引き続き活力があり、入念に書かれた内容を持つ、T.ファイ盤ではバス部の動きを強調して聴かせ、終楽章に彫りの深さも与える、また反復の際、vn1の[74]および[78]のアウフタクトに上行パッセージの装飾を入れ、これが決まっている、
sc04 73
ホグウッド盤は全楽章、反復を行なっている、
クリストファー・ホグウッド指揮、AAM
20190616.jpg
you tube:J. Haydn - Hob I:54 - 2nd Version - Symphony No. 54 in G major (Hogwood)
T.ファイ盤は聴き手を客席ではなく、演奏の場に立ち会わせるような迫り方である、第2楽章では弦楽を遠くに、管を近くに聴かせるバランスだ、
トーマス・ファイ指揮、ハイデルベルクSO
fey hay s54 you
you tube:Symphony No. 54 in G Major, Hob.I:54:
I. Adagio maestoso - Presto II. Adagio assai
III. Menuett: Allegretto IV. Finale: Presto

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category: F.J.ハイドン

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