FC2ブログ

Michael: Classic音楽,Lute,宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

原始惑星系に「周惑星円盤」発見か  

天体物理学で理論予測されていた事が観測で実証されていく、今回はその一歩手前かな、
原始惑星系円盤「うみへび座TW星」は距離194光年と近くにあり、ちょうど我々に極を向けていて、中心星は太陽と同じくらいの質量である、 
tw01.jpg
うみへび座TW星
7月3日、国立天文台がアルマ望遠鏡を用い、従来の3倍の高感度で原始惑星系円盤の電波強度分布を調べたところ、未発見だった小さな電波源を発見、
tw03.jpg
アルマ望遠鏡で観測した、うみへび座TW星の原始惑星系円盤の電波強度分布(資料:ALMA (ESO/NAOJ/NRAO), Tsukagoshi et al.)
これは惑星が形成される現場の可能性もあり、これを中心に長さ6億km、幅5000万km程の広がりがあり、円盤の回転方向に伸びている、この様子について考えられる可能性の1つは「周惑星円盤」を捉えたのかもしれない、中心には海王星サイズの惑星があり、周りをやがて衛星を作る塵とガスの円盤が回っている・・しかしそう考えるには、やや電波が強すぎるらしく、想定される円形ではなく楕円形なのが疑問という、
もう一つが、原始惑星系円盤に局所的にできた渦に塵が掃き集められている状態とも考えられる・・しかしそれが一箇所だけというのがまた疑問、まだ結論は出せないが、別の観測手法を合わせて解明していくそうだ、

「周惑星円盤」とは、原始惑星系円盤内でガス惑星がガスを捕えて成長する際に周囲にできる円盤で、木星や土星が持つ多数の小衛星(規則衛星)が作られる材料となると考えられる。
syuwakusei_201907051824116ca.jpg
001 b

一般に惑星は原始惑星系円盤の塵とガスが集まって形成されると大まかに言われるが、実際に惑星が生まれるプロセスを説明するには難しい問題がある、という件について過去に書いた、
Fig3_20190705103445aa6.jpg
過去記事:惑星系のでき方

ご覧いただき、ありがとうございました。
にほんブログ村 科学ブログ 天文学・天体観測・宇宙科学へ
にほんブログ村
関連記事

category: 宇宙・天体

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://micha072.blog.fc2.com/tb.php/2284-d73747cd
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

最新記事

最新コメント

カテゴリ

最新トラックバック