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バッハ:Prelude, Fugue & Allegro BWV998,あれこれ  

バッハのプレリュード、フーガとアレグロ BWV998はリュート風鍵盤曲と言うべきか、他の鍵盤曲とは一味違う美しい流れを持っていて、鍵盤奏者にも好んで演奏されるようだ。 
まず先般も一度取り上げた今村泰典氏のバロックluteによるBWV998の演奏を新旧盤で聴き比べてみた、
imamura bach 01imamura bach 02
1990 ETCETERA            2018 NAXOS
旧盤からして、他のリュート演奏、ギター演奏も含めて追随を許さないような完成度だ、新盤でも大きく変った要素はないが円熟味が加わったようで、腕前の冴えは変らない、例によって開放弦で弾くバスラインも音楽的によく整い、上声と対等に制御している、終曲アレグロも妥協を許さず速いテンポで決めている。
録音はETCETERAの旧盤がウォームサウンドで落ち着いた感じ、NAXOSの新盤はクリアなのでいくらか印象は変わる、
y i bwv998 you et1990 ETCETERA
you tube:Prelude, fugue and allegro in E flat major BWV 998,
I Prelude II Fugue III Allegro

y i bwv998 you na 2018 NAXOS
you tube:Prelude, Fugue & Allegro in E-Flat Major, BWV 998:
I. Prelude II. Fugue III. Allegro

以前、luteの教室で有名奏者の録音を聴いて「間違い探し」というのをやった、
ジュリアン・ブリームのギターによるBWV998で気付いたのは終曲アレグロで、
J B bwv998 allegro
you tube:Prelude, Fugue, and Allegro, BWV 998
楽譜の[6]のG音をoct.上げている、これは奏者の変更かもしれないが不適切だ、
[12]では"A♮"が正しいが、"A♭"で弾いている、これは使用楽譜の誤植か?
bwv 998 allegro 02
鮮明な手稿譜コピーでは確かに"♮"である、
bwv 998 allegro 01b
*) オリジナル手稿譜では上段のト音の線が下から3本目である
動画をいくつか聴いたが、同箇所が間違った演奏が他にもあり、広く出回った楽譜かも、
因みにジョン・ウィリアムズはOKであるv
J W bwv998 allegro you
you tube:Prelude, Fugue & Allegro in E-Flat Major, BWV 998 (Arr. J. Williams for Guitar) : III. Allegro

BWV998といえば手稿譜を上野○園大学が長年、非公開で所蔵し、あげくにオークションに出したのが2016年のこと、(落札後、どう扱われているかは不明)
不鮮明なファクシミリしかなく、出版社がそれを元に楽譜を作ったとすれば、♮記号と♭記号は判別しづらかったかも。どのみち出版物には誤植(あるいは編者による変更)は付きものなので、鮮明なオリジナルが見られる環境がほしい。
なお、件の所蔵譜はPreludeとAllegroの最後がページに収まらず、紙面を取らない鍵盤タブラチュアに変えて書いたようだ。
bwv 998 pre allegro

PS. このヤコブ・リンドベリの動画は競売にかかる前の筆写譜なのか?
J L BWV998 you
you tube:A Rare, Hand-Written Copy of J. S. Bach’s Prelude in E Flat Major, BWV 998

ご覧いただき、ありがとうございました。
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category: J.S.バッハ

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